外出時の排泄について
赤裸々ですが、
外出中の陰洗はどうされていますか?
バリアフリートイレも便座の向きによりけりで、動きにくい方が多いと思います。
麻痺がなく、手が自立されている方はオムツやパットを自分で取り出したり交換ができると思いますが、麻痺のある方はそうはいきません。
かといえ、常時ヘルパーさんがいてくれるわけではないので、自分で行わなければならない場面もあるかと思います。
自身が健常者だったとき、これは残念なお知らせですが、
バリアフリートイレに入って、何でこんなところにオムツが、と不快に思ったことがありました。
振り返れば、健常者なのにバリアフリートイレを使ったことにも問題があります。
そして、その場面を読めず、落ちているおむつに不快になったことは今から思えば最悪な思考です。
いま自分が車椅子ユーザーとなり、バリアフリートイレを必要としている人がいることがわかり、遅すぎた理解にがっかりです。
もしトイレが汚れていても、簡単に不快になるのではなく、なぜそうなるのか、考察してみてください。
例えば、高齢者は膝に痛みがある方が多いので、立ち上がりが難しく、尿漏れがあったり、便を拭くことができないこともあります。
また、視覚障害のある方では、汚れを目視できないので自覚はありません。
そして、外出中で陰洗を介護士さんがされる場合、どのように行われていますか?
ペットボトルの蓋に穴を開けて持ち歩き、ぬるめのお湯を入れて陰洗すると便利ですが、その際に大きめのゴミ袋のようなビニールがあると便利です。
これは移乗する際に身体をずらすことにも使えますし、汚れたらそのままゴミに捨てられます。
ヘルパーさんの外出支援では、ビニール袋、新聞紙、ペットボトル、小さめのお湯の入ったポットなどをご持参ください。
備えあれば憂なしです。
外出時の排泄記録もよろしくお願い申し上げます。
それにより、利用者が外出時に不快になることが軽減されます。
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