ピアスについて。
今日の突拍子のない話。
(先に言います。読後感のいい文章じゃないと思う。そのうえで、読んでくれる方は読み進めていただければと思います)
ピアスはあけないって決めています。
そもそもアクセサリーをあまりつけません。
仕事柄NGというのもありますが、そうでなくてもそんなにしないかな。
何かを耳に飾りたいときはイヤリングをします。
ピアスより種類は少ないけど、全然事足りちゃう。
もともとは、母がかつて「親からもらった身体に穴をあけるなんて」と言っていたのが残っているんです。
当の本人はもう忘れているかもしれない。
ただなんとなく、私の中では残っている。
ピアスをあけなかったところで、生まれてから死ぬまで身体が無傷だなんてことは有り得ないんですけどね。
親の言いつけを守っているようで、心は反抗している。
「ピアスはあけない。私もそこまで興味ないし。ただ、他は好きにさせろ」って気持ちもある。
いや。
「気持ちもある」どころの話じゃない。
そういうスタンスです。
「ピアスをあけない」ということを、
自分にとっての都合のいい免罪符にしている。
かつての私は、
自由がほしくて、
自由がほしくて、
自由がほしくて、
仕方なかったんです。
声をあげてもあげても変わらないなら、従う。
わー、なんて滑稽なんだろう。
と、自分の状況や、
目の前で起こっていることをネタにして楽しむ。
ピアスなんてほんの些末な事で、
もっと大きな、あらゆることで、
これらは生存戦略でした。
嫌な書き方。
なんて傲慢な物言いだろう。
と、思います。
ここまで書いておいてなんですが、
今現在、母と軋轢があるわけではないです。
これまでも段階を踏んで向き合ってきて、
少しずつ少しずつ、
黒いものを手放してきました。
人と人との関係って、綺麗に白黒つけられるものじゃないです。
近ければ近いほど。