その「働き方」に選択肢はあるか、と7月29日の日記
世の中で議論されていることの多くは、ほんの表面上のことで、わりと「大事なところ」が抜け落ちていると思うんですよね。
「働き方」という言葉をよく聞きます。
「働く」って、一日の生活の大部分を占めるので、その点では「生き方」とも言えると思うし、「在宅ワーク」か「オフィスワーク」か、なーんていうのは、働く手段のほんの一部の話であって、本当に些細な話なんだけどな、と思うことがあります。
でも実際に今は、人の移動や接触を避けるという名目があるから、国とかメディア、企業や組織が、さも大事なことのように、手段としての「働き方」を議論しています。
そうした議論をしたりすることで、それこそ自分たちも「働いている気分」になってしまうんだろうと思います。
自分自身の話を。
ここでは「選択肢」というのがポイントだと思っています。
ぼくの場合は、4月後半から5~6月を在宅で過ごし、7月からは出社して進めておきたいことがあったので、意向を伝えて、オフィスのある恵比寿に出社しています。
実は、8月からは在宅も出社も「自由に選べる」ようになるんですよね。
いずれの場合も、働く場所やスタイルを「選択できる」というところに納得感を感じています。
今後の世界って、本当に誰も「正解」を持っていないし、全員がそれぞれの仮説を元に意思決定をして、そのたびにトライ&エラーを繰り返していく、すでに、そんなPDCA戦国時代に入っているんだと思っています。
そんな中で、自分の働き方や生き方を「選択できるか否か」というのは、一つ一つの局面において、すごく重要になってくるのだと感じています。
戦うか守るか、はたまた逃げるか、それを自分の意思で選べるってことですから。
当たり前だけど、すごく重要。
例えばなんですけど、今、東京や大阪などの大都市部ってそもそも人口が多いし、基本的には、クラスターが発生する可能性って非常に高いですよね。
ここで、「地方で暮らす」という選択肢を持っていたらどうでしょうか?
人口過密の都市部を離れて、むしろ過疎化が心配されるくらいの地方に住む。極端かもしれませんが、そういう選択肢を持てたらいいと思いませんか?(とは言え、手放しで地方に移住しましょうって話ではないです)
「働くこと」は「生きること」
生きるための選択肢をどれだけ増やせるのか、
それが今後をよりよく過ごしていく秘訣なのだとぼくは思います。
そう言うぼくもまだ、地方に軸足を移せてはいません。
だけど必ず、今年のうちにそれを実現しようと思っています。来月で、35歳になりますし。
つくづく思うんですが、今の膠着した世界の状態を変えていくには、まず自分の周りの景色や世界を、少しずつでも変えていくしかないと思うんですよね。
これはどんな時も自分に言い聞かせていることでもあります。
そんな気持ちでいます、毎日。
*
7月29日(水)
朝、6時半頃にパッと目覚めて、起床。
そのままの勢いでウォーキングへ。104日目。
帰宅して妻を見送ったあと、筋トレとシャワー。
レーズンやいちじくの入った固いパンをスライスして、バターをのせてトースト。
その間にコーヒーを淹れて、桃を切る。納豆と梅干しも食べつつ朝食。
娘を幼稚園に送り、自分も出社。今日はちょっと遅くなった。
昼、恵比寿駅の近くまで散歩して、「ちょもらんま酒場」という中華屋さんで、
牛肉とホルモンのミックス焼きでランチ。すごいボリューム。
腹ごなしに少し遠回りをして帰ってきて、途中インスタを更新。
給付金で買ったものなどを少しでも記録しておこうと思って、フジローヤルのみるっこのことを書く。ついでに、少し最近思っていたことも文章で添える。
午後もデスクで作業を進めて、今日のやりたかった分は終える。
19時ちょっと過ぎに退社。帰宅。
夕飯は、妻がプルコギを作ってくれていたので、わかめと豆腐のお味噌汁とともにご飯をいただく。土鍋のご飯おいしい。
4~5年使っている土鍋のフタが落ちた拍子に大きく欠けてしまい、ほぼ日の連絡フォームを使って、伊賀の土楽さんに連絡。フタだけの購入ができるとのことでラッキー。
荻上チキのラジオを聴きながらお風呂に入って、寝る支度。そのままラジオを持ってベッドに横になっていたら、いつの間にか寝落ち。
あと、2日で夏休みなのです!
ぼくも誰かの応援をしようと思います!