「自分」を「ハックする」という考え方、と6月16日の日記

唐突なタイトルでごめんなさい。

今日は、全体的に #自分へのメモ です。

ハッキング (英語: Hacking、別名: ハック、hack) 

コンピュータの隅々までを熟知した者が行うハードウェア・ソフトウェアのエンジニアリングを広範に意味する言葉。

他人のコンピューターに不正に侵入するなどの行為がハッキングと呼ばれる場合もあるが、これは正式にはクラッキングと呼ぶ。

本来ハッキングという言葉はエンジニアリング(リバースエンジニアリング)という行為そのものを指す用語であり、悪意・害意を持った行為に限定されるものではない。(引用は Wikipediaより)

ちなみにその下にある「語源」がいいなと思ったので、こちらも引用しておきますね。

語源

もとは英語のhackで、「たたき切る」「切り刻む」「耕す」などの意味を持つ。また、天水農法の一つにハック耕というものが存在する。ハック耕とは、森の一角を皆伐し、森を焼いてミネラルが豊富になった地面に棒で穴をあけ、そこに作物の種を植える。後は天水(自然に降ってくる雨水)を頼りにして作物が実るのを待つ、という原始的な農法である。
転じて、「一心不乱に殺す」、そして電子回路の設計や工作を経て、コンピュータシステムの動作やソフトウェアの機構を詳細に解析し必要に応じてプログラムを改変したりする事を指すようになった。

なんでこんな始まりかというと、先日、とあるエッセイを読み、純粋に「なるほどなぁ」と感じたことがあったので、それを忘れないように書き残して置きたかったのです。

“とあるエッセイ”とはこちら。ライター/編集者の山越さん。

ぼくにとっては、彼女の文章、なぜだか水を飲むような感じで、ごくごくと入ってくるんですよね。不思議なんです。

冒頭から一部を引用しますね。

わたしには、「共通のルールを守るのが下手」というコンプレックスがある。

新体操部だった高校時代は「みんなと全く同じタイミングで片足を上げる」という、たったそれだけのことができずに、ずっと団体戦のメンバーに選んでもらえなかった。

10代から習っている茶道のお稽古では、「型」として絶対に守らなければいけない順序や身のこなしがなかなか身に付かず、先生からよくお叱りをうけた。
とはいえ楽しく生きているけれど、ときどき「同じにできない」というコンプレックスが頭をもたげて、どうしようもなく自信がなくなる時がある

「同じにできない」ということは欠陥なんだろうなと心細くなる。


過去を思い出しながら、緊急事態宣言下のこの2ヶ月、「家にいる」時間をどう過ごしたかについて、書かれています。

「家にいる」という絶対的なルールを、ちゃんと守ることができた。なんの違和感もなく、みんなと同じにできた。

たったそれだけのことが、今の私をつくる栄養になっている。

そういう時間を生きる中で、自分について考えたという一節。

いま自分が持っているものと、弱ってしまう時の条件、モチベーションが爆上がりする時の条件、これからやりたいと思っていること。

これらを表現するには、「自分と向き合う」という丁寧なことばよりも、「自分ハック」という、ちょっと器用そうな響きがしっくりくる。

自分ハック…。

エッセイ自体も何度か読んで、やっぱりここの言葉が引っかかりました。

“そう思う時は、そういう時”なのです。


はてさて、初めて聞いた言葉だと思い、その直後に紹介されていた記事をさらに読んでみました。

「今の自分を、いかにうまく扱うか?」

引用からの引用による複雑化。今日は #自分へのメモ なのです。

自分をうまく扱えるようになった「自分ハック」というか。

成長はしてないんですよ多分。でも、「どうもこの方法だと自分は楽しい気分で仕事ができるっぽいぞ」と。

「レベルアップ」とか「キャリアアップ」とか、みんな「アップ」したがりますけどね。アップは無理ですよ、多分。中学生くらいで人間のほとんどの成長なんて止まっちゃってるんじゃないかな(笑)。

成長、改善、上にあがっていく、よくなっていく…。

自分をアップさせる概念て、いろいろとあるかと思うんですが、アプローチの方向としては、今の自分を「どうやったら心地よくなるか?」を観察し、工夫すること、なんですよね。

ここの部分に、ぼくはすごく納得したんです。

能力とか、ルールとか、人が力を発揮する時に「制限」するものってあると思うんです。

だからその、「制限」について悩んだり、「限界値」を超えるために考えたりするよりも、自分という「現在値」をどうやったら無理なく発揮できるか。

「自分そのもの」よりも、「自分をどう扱うか?」についてフォーカスするというか。

なんか、頭の中がすっきりした感じがしました。


この2ヶ月、ぼくもまさに日記をつけたり、新しいことに取り組んだりして、「自分と向き合う」を続けてきたこともあって、それはそれでよかったことなのだけど、さらなる方向性を得た気がします。


「1日のうちで、いつ何をやっていたら自分は心地よいか?」とか、
「どこにいて、どんな風景を気持ちよく感じるか?」とか、
「何を食べている時が幸せ?」とかとか。


自分自身を高めていったり、成長させようとしたり、何か(例えば、社会や仕事や人)に合わせて変えていこう、上げていこうとするよりもはるかにやさしいあり方だし、たくさんのアプローチ(やれること)がありますよね。

山越さんのエッセイを読んだことで、こんなことを考えるきっかけをいただきました。とてもありがたいです。

 *

6月16日(火)

朝、6時過ぎに起床して、ウォーキングへ。もうすぐ90日くらい。今年に入ってはじめた朝の習慣だけど、時には休みながら、無理なく続けられてこれている。

ラジオ体操を気持ち強めにしてから、帰宅。

昨晩コーヒー豆を切らしたので、妻には一言断って、冷たい麦茶をポットで渡す。移動中の車内は温かいものが飲みたいと思うから、豆も買っておこう。いってらっしゃい。

筋トレと、朝のヨガをやってシャワー。最近、またヨガをやるようになってきた。

前の晩の残り物だけど、美味しそうなものがたくさん。サラダ、サーモン、お味噌汁、ゴーヤの漬物、ひきわり納豆とご飯で朝食。

noteをアップ。娘を幼稚園へ送り届ける。

午前中、そこまで暑くなく作業に集中。最近は個人で進められる作業が多くて、在宅は強み。

お昼は、ランチも再開した江古田の「ピース」へ。ここはいつ行っても気持ちのいい場所。「鳥もも肉の小松菜クリームソース」を食べた、次はこれも気になってる。

江古田ではイチオシのお店です。近くにくるようなことがあればぜひ。

その後、散歩がてらいつもの「清水屋」へ寄って、モカ(ハラー)と、マンデリンの深煎りを200グラムずつ購入。あと、なくなりそうだったペーパーフィルターも買い足し。

帰宅して、午後のミーティングなど用件を済ませてあとは作業。好きな音楽をスピーカーで流しながら仕事できるのは地味だけど、うれしいこと。

夕方、娘を迎えに行き、退勤。

妻が帰ってきて、すごく立派なアスパラの豚バラ巻きを作ってくれ、味噌汁とご飯で夕飯。ジャニーズオンラインでのライブ配信で、V6、キンプリ、嵐(本命)を観ながら夕飯。無観客でのライブって、アーティストはどう感じるんだろうか、内容はすごくよかった。

日曜に放送していた「村上ラジオ」を聴きながらお風呂に浸かる。声がすごくよくて、心地よい。おすすめされた音楽をいくつか聴いたりして、その後もゆっくりと。

また、日曜日のたのしみが増えそう。

同じく、週末に聞き逃していたこちらの番組も聴きながら、娘と一緒に寝る。

森山大道さんの特集。

恵比寿でやってる写真展、行きたくなりました。

▼写真展『森山大道の東京 ongoing』
場所:東京都写真美術館
会期:2020年6月2日(火)から9月22日(火・祝)
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3813.html


それでは!

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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
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