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ぼくが“クリエイティブディレクター”だったなら、と10月22日の日記【あと71日】

今の「公益財団」の仕事は、組織立ち上げから4年半くらいになるんですが、「やっていて本当に良かったなぁ~」と思うことがいくつかあるんです。

以下、いつも読んでくださっている方(毎日、本当にありがとうございます!)にはおなじみかも知れません。

まず簡単に、これまでのぼくの仕事について。

元々は「証券会社の営業マン」として新卒入社をしまして、そこで3年間地方営業をしたのち、2011年に震災があって、1年間会津の実家でふらふら「ニート生活」をしました。

その後、ご縁あって、楽天で復興支援の仕事をすることになります。「CSR(企業の社会的責任)」を推進する部署にいたので、ソーシャル界隈やいろんな会社の社会貢献の人たちと仲良くなりました。

そんな時、少し熱の収まってきた復興関連とはまた別に、今の会社(正確には創業者)が「給付型奨学金事業(返済不要タイプ)」をスタートさせるという話を聞いて、今の会社に入社、財団運営を行っているわけです。

これ、すっきりしましたかね?

ぼくは、自分に対して全然もやもやします。

この一貫性のなさ!笑

とっ散らかったキャリア!笑

あはは、でもまぁ、人生ご縁ですからね、なんとでもなるんですよね。これからも。

ちなみに、これまでの経歴(キャリア?)は、このnoteに詳細はまとめてありますので、もしご興味あれば!

で、ここからが本題なんです。

冒頭でお話した「やっててよかったなぁ」ということなんですが、クリエイターとの関わりを持つようになって、「クリエイティブディレクター」の存在意義というものを、強く意識するようになったんです。

これ、結構重要な存在なんですね。

“クリエイティブディレクターの仕事とか考え方を身近で見れてよかった”ってことなんです。

とにかく、これに尽きますね。

ぼく、何かの作品とかプロジェクトを知ったときに、「これは”誰の仕業”なんだろう?」っていう思考に勝手になるので、クレジットとか、詳細の人の名前のところをよく深掘りして、読むようにしているんです。

そういう時、プロデューサーとか監督とか、有名な名前があったりしますよね。

「川村元気」とか、「鈴木敏夫」とか。

まぁ、ぼくの大好きな「糸井重里」もそうなんでしょうね。ほぼ日に関しては、当たり前過ぎて意識したことなかったけど。笑

ただ、そこに名前がある時もあれば、事情があって陰で動いている場合もあるんですが、「クリエイティブディレクター」っていう存在、必ずいるんですよね。

もちろん、監督とかプロデューサーがその役割を担っている場合もあるんだと思いますよ。

「クリエイティブディレクター」についてはこちらのnoteに、かなり詳しく書いてあるので、深く突っ込みたい人は合わせてどうぞ!

この国にはもっと多くの、より多様な「クリエイティブディレクター」が必要だと思う。あらゆる自治体や政府、経営者や政治家、あらゆる組織・リーダーの近くにクリエイティブディレクターを配置すること。それがこの国を社会をよりよくする近道になる。
しかしながら、組織側に意識がなければ、CD側にもまだまだ足りていない。CDという仕事の認識も地位も、もっと変革していくべきだと思う。もっともっと経営者や政治といった「社会を動かす基点」の部分にコミットする仕事になっていってほしいと切実に願っている。

「クリエイティブディレクター」と呼ばれる人たちの動き方を見ていると、「具体と抽象」を行ったり来たりして、最終的によりどころとなる「コンセプト」というものを決めていくんですね。

それがあると、プロジェクトの途中でおのおのが判断に迷うような事案があったときに、そこに立ち戻ることができる。

「ビジョン」とか「理念」と呼ばれるものも広義では同じような要素を持っていると思うんです。

それがしっかりと、みんなが口をついて出てくるくらいに浸透しているプロジェクトには、迷いが起きない。

仮に何か迷うことがあっても、立ち返る場所があるから、遭難しない。

いわば、航海における「コンパス」のような役割ですよね。ひとまず、そっちの方角に向かってさえいれば、まずは大丈夫という安心感。

それを作るのが、「クリエイティブディレクターの仕事」なんだと思います。

予算とか、個々人の事情とか、周りからの評判とか、いろんなビジネス上の要素が出てくる中で、それらを一旦「見ないことにして」本質的にだいじなことは何か?を捉えて、考えて、導く。

デザインやコピーライティングといった基本的な力はもちろん必要でしょうけど、あらゆる案件の中で“そういう存在感”になることは、誰にでもできることなんだと思うんです。

もちろん、相当な努力と心構えは必要でしょうけど。

そういう意味で、ぼくはデザイナーでも、コピーライターでも、アートディレクターの経験すらもないけれど、姿勢、考え方、行動様式においては“クリエイティブディレクター的”でありたいと強く思うんです。

それで何がやりたいのか?と言われればそれはもちろん、地元、地方のための土台作り、良いものをちゃんと届くべき人に届けるお手伝い、そして自らも好きなことを好きな人たち向けに伝えていくこと、をしていきたい。

ぼくがクリエイティブディレクターであったなら、やりたいことはたくさんあるのです。

そのためにも、思考実験、準備は抜かりなく行っていきますよ。

今日のところは、ここまでとします。また、アイデアなどは書いていきたいと思います。

 *

今日の一曲

さて、ハンバートハンバートという2人組のデュオが前から好きなのですが、彼らの新譜です。

アルバム、全部いいんですよ、彼ら。大好きなんだなぁ。ぜひ、聴いてみてくださいね。

 *

10月22日(木)

朝、5時半に起床する。もう何もなくても目が覚めてしまう。習慣の力すごい。

前日は少し飲みが進んでいたから、頭痛あるかなと思っていたら案外なくて、朝からじっくりお風呂に浸かり、頭まわりをマッサージ。ボトルに白湯を入れてゆっくり飲んでた。うん、リフレッシュ!

6時半になっていつも通り、外に散歩に出る。

少しずつ冬の雰囲気を感じるようになってきた。いつもの歩道橋から写真を一枚とって、ツイッターに送る。天気やコンディションの定点観測。

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ラジオ体操もしっかりとして、帰宅。

朝食に、ご飯と納豆+卵黄、出汁スープ。

娘を起こして、幼稚園に送り、出社。地元の駅のコンビニ(ファミマ系列)で、こんなのぼりを目にする。

甘味焙煎…はて?まぁ、今度飲んでみる。

いいたいことは、まぁ、わかる。

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そのすぐあとに、階段でこんなポスターが目に入る。何かと掲示物をキャッチしてしまう日。

秩父、また家族で電車乗っていきたいなぁと思ってるんだと思う。

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恵比寿駅から、近くの猿田彦珈琲へ。

注文を待っている間に、フリーペーパーに目を通す。

社長、雰囲気かわりましたね!髪が短い!!

あと、ここに書いてある『至誠』という言葉がやけに心に残る。こういう感覚は大事にしたい。

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午前を終えて、お昼はいつものイタリアンでパスタを。

チーズがゴロっと入って、しめじとひき肉をふんだんにたべれたうれしい一皿。ここ、本当においしいので、恵比寿に来る方、おすすめ。

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午後は、作業中心なので、16時過ぎくらいに、ぐっと疲れと眠気に襲われたので、コンビニに買い物がてら、そのまま15分ほど外を歩いてくる。

このクッキー、おいしかった。

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頭がすっきりしたので、作業再開。

20時過ぎまでいて、帰宅。

電車の中で、初めてnoteの「売り上げ」を振込してみる。

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本当にありがたいな、と思ってこの気持ちを忘れないために、メモを残す。初めての一から物書きで「お金」をいただいたので、これを使って何ができるか考える。

プレゼント交換で、予算の中で何が買えるか考えることに似ていて、たのしい。

せっかくなので、何に「再投資」したか、結果は購入いただいたみなさんにも、公表したいと思う。また、後日。

#初めてのおつかい

帰宅後に、買っておいたバドワイザーを飲んで、夕飯に、ごはん、納豆、豆腐とわかめの味噌汁、さんまの開きをいただく。

今シーズンの初めてのさんま、美味しかった!

寝る支度を早めに整えて、日が変わる前に寝ました。

いい木曜日でした!

ぼくも誰かの応援をしようと思います!