水を蹴り 進めないなと 目が覚める 蹴っていたのは布団と空だ
ゆるされて 願う星には目が眩む 知らない場所へ 行きたいだけで
廃れ行く 変わらぬものを求めつつ パチパチ探す どうして生きて
自己愛と博愛の中で絡まって 私の意思は どこから来たの?
秋と言う その手にあるのは味覚たち 見た目は全く夏だというのに
脳内を がらんどうに変えてゆく その言葉すら 届かないのに?