会津を想う②
前回の記事:会津を想う①
https://note.com/aizu_takeout/n/n5ea913f25137
現在地
こんにちは、テイクアウト会津の矢沢です。2020年5月7日の時点で、テイクアウト会津は一定のアクセス数を集めるようになってきたことが分かります。
1日平均のページ閲覧数が、773です。(計算:17,027人÷22日)
地域は会津に特化し、かつ、テイクアウトのみにフォーカスしたウェブサイトなので、この約半月でのアクセス数としては良いのではないでしょうか。特にお金をかけたSEO対策もしていません。
・消費者目線でアピールする
(お店側がアピールし過ぎるといやらしい)
・掲載無料のキュレーション的なサイトである
・投稿文はテイクアウト体験に基づく実体験である
・投稿画像は実際にテイクアウトした際に撮影したものである
上記がテイクアウト会津の大きな特徴です。会津の方が、「テイクアウトしてみようかな!」と思って頂けるサイトにしたいと思ってました。現在地としては、会津の方々がサイトを見て、実際にテイクアウトしているという行動が見えてきたと思います。
理想
基本的に今やっている部分は無償でやっていきたいと考えています。ここから発展させようと考えると、今以上に資金投入が必要になってきます。
やりたいことというか、「会津のためにやった方が良いこと」は大きく3つあると考えています。
<理想:会津が取り組むべき中長期施策>
1.テイクアウト用アプリ開発
2.先払いシステムの活用
3.後継者問題に対する先回り対応
1.については非常にシンプルです。今日はここについて少し書いてみたいと思います。
<テイクアウトアプリで出来ること>
・消費者はアプリからテイクアウトの事前オーダーができる
・店舗は事前オーダーに基づき調理や準備ができる
・消費者はアプリから決済ができる
・店舗は混雑状況や準備状況などをアプリを通じて通知できる
・店舗はいち早く最新情報を伝えられる
・位置情報を使って近くの店舗を自動通知させる
などなど。
アプリについては、店舗ごとに投資するものではありません。もちろんそれでも良いのですが、共通のプラットフォームを開発し、そこにできるだけ多くの店舗に乗っかってもらうのが最も低コストです。
ざっくりですが、アプリ開発に数百万円かかります。また、アプリのメンテナンスが必要なので常時2名~3名のスタッフが必要になります。ただ、店舗ごとに開発するよりは格段に安いですし、そもそも店舗側で個別にやらない・やりたくない理由はこのコスト(初期費・ランニングともに)にあります。
共通プラットフォームとしてインフラ開発することが、店舗にとっても消費者にとっても最適解になるのです。地方ならなおさらです。パイが小さいので、分散損は絶対的に避ける。
ギャップ
アプリ開発費はなんとか私の自費でやれるとしても、人件費やランニングコストを負担し続けるのは難しい。つまり、どうしても利益を生む箱=体制にしなければやっていけない。 これがギャップの部分です。
<ギャップ:構造的な問題>
・永続的な組織、インフラにすべし
・そのためには収益構造を作る必要がある
・民と政の相互協力関係が必要
店舗側のテイクアウトのための準備には、結構手間がかかったりします。容器代や食中毒への注意も怠れません。少しでも効率化しつつ、営業的にも自動化されるプラットフォームが、次に目指すべきものであることは分かっているのです。
次回は理想の2.について書きたいと思います。お読み頂きありがとうございました。
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