第6弾 「フリクリ」 感想
フリクリは、いろんな人にドデカパンチを食らわせた、いや食らわせ続けているスーパーハイパーポップアニメです。
4:3の画面比率から飛び出す、画期的なアニメーションとしびぃ劇伴とトんでるキャラクターと勢いと緩急とが、どれだけ魅力的か。
開始2分で君は引き込まれるはずだ!!!!!!!
フリクリ
6弾にもなってくると、説明が面倒くさくなってきました。本当に。はい。助けてください。今日は元旦です。助けてください。
GAINAX、Production I.Gにより製作された日本のOVA。全六話構成で、比較的見やすい、見返しやすい!作品です。
監督は、鶴巻和哉監督。現在ではカラーにおいて、エヴァの副監督を務めるなど、素晴らしい作品群を手掛けております。新潟出身だそうで、アニメーターに新潟出身の人が多いのかな?って思い始める今日この頃。
キャラクターデザインは貞本義行。エヴァなどでおなじみの方ですね。ハル子さんってキャラクターがヒロインなんですけど、このキャラデザが素晴らしい。
また劇伴も独特な手法を取っています。ほとんどの劇伴をボーカル有のバンド音楽、「the pillows」がになっています。しびぃ音楽としびぃ絵面が最高だぜぇ。なんだかMVみたいな雰囲気の瞬間が多々あります、いいですとっても。
発表期間は2000年から一年間をかけて発表をされています。世紀末を抜け出しつつも、どこかまだあきらめのムードが漂っているような。
ガイナックス
以上のページをよみましょう。すごい人がたくさんいます。そんな人たちが手掛けた、尖りまくり青春スパイラル。ぜひぜひ。
第一話。
まずしょっぱなから色が出すぎているよぉおぉぉぉぉ。後ろで流れているピロウズ。少々棒読みな声優さん。落ち着いているような雰囲気をだしつつ、コメディチックな演技も違和感なく共存している。
フリクリの好きなところの一つが、服のよれ方だ。私はどう説明したらいいのかわからないけど、なんだかすき。
カメラのスイッチングの癖があると思います。なんか余韻を残すような。それもメチャクチャ好き。
ちょっとセンチメンタルな独白とピロウズの相性良すぎません????????ぐぅううううあうあああああ、全部のつまんねぇ話の裏でピロウズ流そう。気取ってるやつのプレイリストにピロウズ入ってたら仲良くなろう。
来たぜベスパ。ベスパってのは今作のヒロイン、ハル子さんが乗り回す黄色のスクーター。本作EDでは実物を使った映像があります。ハル子さんといえばベスパ、フリクリといえばベスパ。間であると思います。マジでかっこいい。ハル子さんとマジで似合っている。最高。
空気汚染の影響なのか、全体的に黄味がかった色合い。キャラクターが浮き上がってくるような感じがします。
思春期ナオ太。思った通りの行動をしてくれてうれしい。青春とはわかりやすいものなのかもしれない。
ここまで、すっごく丁寧にナオ太のお兄ちゃんとマミ美の関係を想像しやすく整えているところ、さーせん脱線させます。ハル子の登場です。ピロウズがが鳴り、背景の雲がさーッと消える。おしゃれ。
ハル子の登場によって時空がゆがみます。ナオ太を引いた瞬間時空は白黒に。でもかっこいいんだよ。
「ストップザネイティブギャル」。言葉遣いも最高なんですよ。たいていのギャルがネイティブだろうがよ。
魚眼レンズ!!!!!!!!魚眼レンズでハル子の顔がドアップ。鼻がでかくて面白い。
4:30くらいで、ルンバみたいに動き出すのも、ホントに好き勝手やってるなーって感じで最高。こういう枠を飛び出してもいいキャラって最高ですよね。
キスシーン引きのカットのカメラワーク、そのまんまキルラキルに継承されている気がしました。なんであんなに3dの空間から浮き出ている感じをうまく使えるんでしょうねすげぇ。スローモーションとぐるぐるカメラワークがいいんでしょうね。
その後のアフタートークみたいなシーンは、適度なメタで最高。こういうのを永遠にやってくれるからニコニコ止まらないですよ。
ハル子の普段の立ち姿から何から何までずーっとかっこいいのにさ、ギャグ時空名のまじでコスパの良いのか悪いのかわからんキャラ。
ナオ太くんの思春期の葛藤は、続いていきます。おでこが異様に腫れるのは、自意識の表れでしょうか。
ハル子とナオ太の再会はぬっと再会します。こういう時に含ませた顔させると後々の物語で幅が出ますよね。
まとめ
ドビッグ青春スパイラルにあなたも巻き込まれちまえ!!!!!!!一瞬一瞬がユーモアと情熱にまみれているから血眼でみるんだな!!!!みるんだよ!!!!特にエヴァとかNHKで放送されてるようなアニメが好きな人は、おすすめ!つかれた!!!やすもう!!!!!!