「○○すると死ぬ世界」#1 ぬくもり
※読む前に。
この話は、連続するオムニバス形式の短編小説の1話目です。そのためまずはこちらのルール説明をご覧になってから読んでください。
先日、35年以上連れ添ったかあさんが死んだ。
死亡届を提出し、葬儀や火葬も無事に終えた。かあさんが死んでから慣れない作業に疲れては汗をかき、居なくなった事実を思い返しては涙を流した。
ずっと1人で家に居るのは落ち着かない。ここ1週間ほどは家を空けている時間が多かったので、久しぶりに仕事が来ていないか確認したい。パソコンが更新待ちでな