「また、”すんらぷ”ですか」
11/23。
5:00起床。
天気は晴れ。
*
スランプになった。
……たぶん、たぶんね。
「何も思い付けない」とか、そういうスランプじゃなくて。(むしろ、頭の中では、色々なことを思い付いている。)
いざ形にしようとすると、指が動かなくなる。「ああして、こうして」と筋立てていても、気持ちがそれに付いていかなくなる。
「書きたくない」わけじゃない。でも、なんだか「書けない」。PCを今すぐ閉じてしまいたくなる、そんな感じ。
こんな状態に陥ってから、もうすぐ一週間になる。そろそろ、抜け出したいところではあるけど。スランプ(?)って、時が来れば抜け出せるもんなのかな……。
その代わりなのか、読書だけ妙に捗っている。あれを読んだり、これを読んだり、もくもくもくもく……。むしろ、いつも以上に内容が頭に入ってくる。
そういえば、執筆が捗っているときは、読書をする気になれない。いざ本を開いても、目が文字を追っているだけになる。
……ええと、つまり? 「今は”執筆週間”じゃなくて、”読書週間”ですよ」ってこと?
「そろそろ、”執筆週間”に入ってもいいのよ」と、ぼくはぼくの頭にいう。
そりゃ、本は大好きだけども。適度に執筆し、適度に読書し……ができないのかね。相も変わらず、ぼくは「0か100か」の人間なのね。あっはっはっは……。
阿呆抜かせ。
……なんだか、不思議なことにね。自分がスランプであることを今文字にしてみたら、頭がすっとしつつあるんですよ。
スイッチが切り替わったというのかな。もちろん、”読書週間”から”執筆週間”に。
……なんて。「さあ、やるぞ」と腰を上げた途端に、その腰を下ろしたくなるかもしれないけど。気持ちとしては、前向きになった。
そもそも、ぼくはスランプなんですかね……。調子が出なかったら、スランプには違いないと思うけど。
読書はめちゃくちゃ捗ったから、巷で噂のインプットとアウトプットの違いかな。……そのことばの意味も、よくわかってないけどね。
スランプ……すんらぷ……? まあ、どっちでもいいや。今日のぼくに……もしくは、翌日のぼくに乞うご期待。
*
「僕だけが、鳴いている」
これは、
ぼくと、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。
連載中。