「答え合わせはいいから、」
11/1。
5:55起床。
天気は晴れ。
*
11月1日。
1時、ではなく6時。
1つだけ、星を見つける。
あれが、『明けの明星』なんだろうか。
……。
……。
……。
明星。
つまり、金星(と、Google先生が教えてくれた)。
金星……。
そういえば、あの曲は何で『金星』なのかな。
金星/女王蜂(2016年)
とりあえず、あの曲は『明けの明星』じゃなくて『宵の明星』って感じがする。まあ、いいか。
……ああ。見つけてから10分も経っていないのに、もう見えなくなってしまった。
いなくなったわけじゃない。見えなくなっただけ。だから、まだそこにいるよね?
この切なさが、さっきの答え?
……。
……。
……。
『明けの明星』は、朝になれば見つけられない。
だって、『明けの』って付いているんだもの。彼/彼女は、夜明けの中でしか生きられないんだ。
『宵の明星』もそう。彼/彼女もまた――。
星には、人の名前が付いていることがある。
もしも輝いているアレが、本当に人だったら。
ぼくは、彼/彼女を愛してしまうかもしれない。
なぜなのかは、わからないけど。
……。
……。
……。
星の話をするには、空が明るくなりすぎてしまった。
(明るいときに星の話をするのは、悪いことではないんだけど。)
星は、人間には見えないだけで、朝も夜も関係なく、ずっと輝いているんだよな。
満天の星なんて、常に頭上にあるんだよな。
でも、ぼくらは気付かない。
だって、見えないから。
「大切なことは、目に見えないんだよ」
これも、そういうことかな? 星の王子さま。
(まあ、あのセリフをいったのは狐だけど。)
違っていたら、ごめんね。
それにしても、「満天の星は常に頭上にある」なんて、考えるだけでうれしいな。
だって、ロマンがあるじゃないか。
……。
……。
……。
あぁ 答え合わせはいいから 今夜ふたり夢を見ようよ
あぁ 届かなくてもいいから 明日に少し期待をしようよ
――女王蜂『金星』より引用
朝じゃなくても夜じゃなくても、”君”はいつでもそこにいる。
でも会えるのは、ほんの少しの時間だから。
いつでも会えるとは限らないから。
だから、
もしもまた会えたら、
そのときは、
*
「僕だけが、鳴いている」
これは、
ぼくと、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。
連載中。
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