Q．なぜ、就寝中に切り傷が付いてしまったのか？

9／4。

5:00起床。

天気は曇り。


＊


起きて早々、指先がピリッと痛んだ。


何だ何だと確かめてみれば、右手の中指の第一関節に、小さな切り傷が一コ。


はて。


あざなら、わからんでもないけど（就寝中にどこかにぶつけたとかね。）切り傷……。しかも、指先。いかにも、「事務作業中に紙を触っていたら切っちゃいました」みたいな傷だけど、昨日の夜は、紙に触った覚えはない。枕元にも、何にもない。あ、目薬ならあったか。でも、あんなもので指を切るとは考えにくい。


昨日の夜……。女王蜂の配信ライブではしゃぎまくった記憶しかないな。……あ、ちょっと待ってください。「じゃあ、その時切ったんだよ」というツッコみはいらないです。指が切れそうなもの、というより、ぶつかったら大変なものは、あらかじめ遠ざけておいたので。


じゃあ、何でだ？　眠っているときに、切り傷をこしらえるなんてこと、この世に存在したのか？　……まあ、実際に起こってしまったんだから、しょうがないんだけど。「次は、気を付けるように」ができないのが、少々厄介だけどね。


ケガをすることは、そんなに嫌いじゃない。というより、痛みを感じることは。なぜなら、自分の体で起こっていることなのに、他人事のように感じてしまうんだ。痛いのは痛いんだけどね。それは、いくら壁を殴ってみても、頭をぶつけても、実感できないもの。……最近はしなくなったよ、ええ。


それはさておき。


右手の中指の第一関節。なんて、厄介な場所にできてしまったんだ、切り傷め。これじゃ、シャープペンシルを持つ度に、いちいち気になってしまうじゃないか。……絆創膏でも巻くか。


ちなみに。起きてすぐにGoogle先生に訊いてみたけど、「寝ている間に、ひっかき傷ができていた」と悩んでいる人はそれなりにいたけど、「切り傷ができていた」は少しも引っかからなかったよ。（正確にいえば、一つだけあったけど、オカルト臭がした。）


やれやれ。なんて、村上春樹キャラにもなりたくなるよ。まともに生きられない僕は、寝ている間にできる傷までまともじゃないのかい。せめて、傷ができるにしても、納得できるような傷にしてくれないかな。


……いや。そもそも、傷なんて付かずに、平穏に眠ることが一番だ。うっかり、感覚にバグが生じるところだった。……オロナイン塗っときます。


＊


「僕だけが、鳴いている」


これは、
僕と、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。