★歌詞考察②★【推しの子】２期OP【ファタール】

【ファタール／GEMN】

■今回は下記の歌詞の考察です

キラキラお星様宿したあなたのeyes
カラカラ渇いて可哀想なlack of 愛？
全てを孤独から救う眩しい光
僕にだけ落ちる影はあなたのせい？

■”eyes”と”愛”の意味って・・・

キラキラお星様宿したあなたのeyes

「eyes」となっているので、両目にお星様が宿っていることがわかります。これは星野アイと考えて間違いないでしょう。

カラカラ渇いて可哀想なlack of 愛？

まず、「lack of ～」は「〜が不足していること」を意味します。したがって、「可哀想なlack of 愛？」は「可哀想な愛不足？」と訳せます。

次に、「カラカラ渇いて」ですが、「乾いて」ではなく「渇いて」と書かれていることに注目！この違いは、どちらも水分がなくなっている状態を表していますが、「渇く」には水分や愛を「欲する」「渇望する」という意味があります。つまり、「愛を欲してカラカラに渇いている」ということです。

そして、「可哀想？」という部分には「？」がついています。これは私の個人的な解釈ですが、「愛不足な僕/私は、カラカラに渇いていて可哀想？ハハッ」と、自己嘲笑しているようにも見えます。みなさんはどう感じましたか？

さらに！「キラキラお星様宿したあなたのeyes」と「カラカラ渇いて可哀想なlack of 愛？」を比べてみると、「eyes」と「愛（eye）」がかけられている可能性もあります。片目にしか星が宿っていないアクアのことを「愛が欠けている」と表現しているのではないか、と妄想してしまいました（笑）。

■さりなを救う光

全てを孤独から救う眩しい光

ここは、さりなちゃんを思い出しますね～。さりなは、重い病気にかかり入院していましたが、さりなの両親は滅多にお見舞いに来ませんでした。

誰もいない病室で、ひとり闘病生活を送っていたさりな。彼女にとって、世界は灰色にしか見えません。そこに鮮やかな色を与えたのが、B小町のアイです。さりなはアイを推すことで救われていたんですよね！

つまり、「眩しい光」というのはアイのまばゆい光のことだと思います。

■神に定められたアクアの運命

僕にだけ落ちる影はあなたのせい？

アイの光は”全てを救う光”のはずなのに、アクアにとっては違いました。

アクアの前世である雨宮吾郎（以下ゴロー）は、さりなに影響されてアイのファンになりました。さりなが亡くなったあとも、ゴローはアイを推し続けていたのですが、ある日突然、妊娠したアイが目の前にあらわれます。

患者としてアイを診ることになったゴロー。順調にお腹の子どもは育ち、そろそろ出産という時、アイのストーカーと思わしき何者かに殺されてしまいます。

静かに瞼を閉じたゴローが再び目覚めてみれば…目の前にいるのは、なんとアイじゃないですか！そう。ゴローは、アイの双子の子どもの片割れ「アクア」として転生したんです。

しばらくは穏やかで楽しい日々が続いたものの、ゴローを殺した犯人がふたたび現れ、アクアの目の前でアイを刺しました。そして、前世は医者だったのに、転生したアクアはただの子どもにすぎず、何もできないままアイを逝かせてしまいました。そんな自分を呪っていることは、前回お話ししたとおりです。

こうして見ると、ゴロー（アクア）に訪れた数々の出来事は、まるで神が定めた運命のようですよね～

おっと、この話はまた次回しますね😊

■今回はここまで！

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