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ライプチヒの屋外コンサートair lebenが素敵すぎた件

少し前のことになるけど、私の住むライプチヒは音楽がとても盛んな街で、夏になるといろいろな屋外イベントがある。その中でも、ひときわ大きなイベントが、Klassik airlebenという、野外クラシックコンサートだ。

中央駅からほど近い、広大な森のような公園をテクテク歩いていくと目の前がぱっと開ける。ちょっとフジロックみたいな雰囲気。

会場にはあちこちバルーンが上がってたりして、本当にハッピーなフェスそのもの。

文字通り老若男女がやってきて、人の荷物を見るのも楽しい。いかにもピクニック!という感じのカゴのバスケットを持っているおじさまもいれば、大きなバッグをリュックみたいにひっかけている若いお母さんもいる。

会場ではビールやウインナーももちろん売られているけど、大半の人は自分で好きなものを持ってきていた。でも私はこのロゴ入りのカップがほしくて、夫に頼んでビールを購入。

はじまる前から、家でつくってきた肉団子とおにぎりを頬張る私たち。でもまわりも待ちきれずにモグモグしていて、みんなとても楽しそうだった。

メインステージはこんな感じ。写真だと小さく感じるけど、会場が広いのでそう見えるだけ。実際は巨大だし、それにもまして会場が広い。

クラシックからはじまり、途中でソプラノ歌手との饗宴があり、またクラシック…でもバレエなんかで聞いたことのある定番ナンバーばかりなので全然飽きない。しかも演奏は、世界に名だたるゲヴァントハウスオーケストラと来た(しかもゲスト指揮者が超絶イケメン!)。だんだんと暮れていく夕空が美しく、暑くもなく寒くもないお天気で、最高のシチュエーションだった。

最後はポップスもたくさんやってくれて、しつこいけどゲヴァントハウスオーケストラでスターウォーズのテーマを聞ける日が来るとは思わなかった。なんという贅沢!!

終わる頃には日もとっぷり暮れて、ふと周りをみまわすと、焚き火をしたり、思い思いに楽しんでいる人々。この田舎でも都会でもない絶妙なバランス、パリにも東京にもない空気がライプチヒの魅力だなぁと思う。この夜、わたしは、ますますライプチヒが好きになった。


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