最高の癒しスポット、ライプチヒの諸国民戦争記念碑
ハンブルグから大学の後輩が遊びに来ていた。
来る前から、「私、晴れ女だから大丈夫だよ!」って言っておいたのだけど、ちゃーんと晴れてくれて、7月なのにまだ肌寒いハンブルグから来た後輩は大喜び。10年ぶりくらいの再会がライプチヒっていうのが面白い。
「観光に付き合って!」と連れ出したのはこんなところ。
ば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!
諸国民戦争記念碑という、日本の城なみにでっかいモニュメント!
(ヨーロッパでも最大級だそう)
中に入ると、まずは映像で歴史やこの場所が建造された経緯を見られる。
この映像、音楽だけで他にはなんの説明もないのに、すっごく分かりやすかった!全部ドイツ語とかだったら、さーっと流してしまったかもしれないけど、そうじゃないから映像に集中できた。
曰く、1813年にナポレオンが諸国を攻め落としまくっていて、ここライプチヒでも戦乱の火蓋が切られたそうな。プロイセン王国(現ドイツ)率いる連合軍とフランス軍の死闘の末、なんと連戦連勝のナポレオンに見事勝利!
でも被害は大きく、その100年後にこの教訓を残すために建てられたのだそう。だけど皮肉なことに、その後ドイツはナチスドイツによって、再び戦争へと突き進んで行くのだけど。。。
内部は相当広いと聞いていたのだけど、なんかいちいちスケールがすごい。
バカでかいホールに、首をもたげる兵士たち。そして柱のトーマス感。
どこまでも天井が高い。
エレベーターである程度のところまで上がり、そこからは延々と階段。狭くて人がひとりしか通れないので、途中に信号があって、それで上り下りをコントロールしていた(が、気が付かずスルーする私たち。運良く上りのタイミングだったみたいで誰にもぶつからずに済んだ)。
屋上からは、ライプチヒの街が一望できた。
一度外に出るとHall of Fameに出られるのだけど、ここにたどり着くのが超大変だった。。。登ったり降りたり、それでも行き方が分からなくて、仕方ないので一度入口に戻って訪ねようとしたら、「あのどうやって…」くらいで「あっち!」って言われた。さぞかしみんな迷うんでしょうね。
Hall of Fameに鎮座なされている像たちは、子どもを抱えていたり、悲しそうな瞳でこちらを見ていたり。私たちは、「進撃の巨人の巨人ってきっとこれくらいの大きさだよね!絶対死ぬわこれ!」と盛り上がる。
記念碑の手前は大きな池があって、みんなこのまわりでのんびりするらしい。夏はコンサートとかもやるらしいから、情報が手に入ったら行ってみたい。
結婚式のあと記念碑の前で写真を撮るみなさん。
(これって長崎の平和祈念像の前で写真撮るような感覚だと思うんですが、どうなんでしょうね…??)
高いところはちょっとこわかったけど、のんびりじっくり見回れて、とっても楽しい滞在でした!
↑ちょっと雰囲気アンコールワットっぽい?
最後に、後輩と一緒に撮ってもらった一枚を。でか〜〜〜〜い!!!!