限界ウェブ編集者のChatGPT活用日記

出版社やIT企業を渡り歩き、現在は一人編集長でとあるウェブメディアを運営中。過去月間1000万PVクラスの運営実績あり。ChatGPTによってそろそろ活字メディアは死にそうですが、死ぬ前に色々と試してみます。

限界ウェブ編集者のChatGPT活用日記

出版社やIT企業を渡り歩き、現在は一人編集長でとあるウェブメディアを運営中。過去月間1000万PVクラスの運営実績あり。ChatGPTによってそろそろ活字メディアは死にそうですが、死ぬ前に色々と試してみます。

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【文系OK】Whisperで文字起こしを自動化しちゃおう!無料で動くGoogleColaboコード公開

今回は、Google Colaboratory(通称Colab)とOpenAIのWhisperを使って、音声ファイルを自動で文字起こしする方法をご紹介します。以前から試していたので、コードがやっと安定して動くものが作れたので、記事として公開したいと思います。whisperは完全無料かつ、精度が高いのがポイントです。ド文系の自分でもできたので、取材記事作成などに役立てていただけたらと思います。 ※無料で最後まで読めますが、もしコードを使っていただき、価値があると思っていただいた

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    • その記事がAI生成かどうかを見抜く!ユーザーローカルのチェッカーがいい感じ

      ユーザーローカルさんが提供している「生成AIチェッカー」使いやすいです。 https://ai-tool.userlocal.jp/ai_classifier シンプルなUIです。テキストを貼り付けて、判定ボタンを押すだけ。 以前、こちらの記事で言及した、SEO記事をAI生成に切り替えたのでは?と睨んでいた某メディアの記事をぶち込んでみると…AI判定80%!やはりという感じ。 次に、自分で書きおろした取材記事もぶち込んでみました。これ、実は締めの一文が思いつかず、最後

      • Xのボットがついにつくれてしまった話。学習→実装まで3時間

        以前から作りたいなーと思っていた、Xのボットがついにつくれてしまいました。 XのAPIの料金がバカ高いと聞いていたのですが、フリープランもちゃんとあったのですね。pythonの実行ボタンを押すだけで自動ツイートできる環境がついに整いました。 手順はこの本にすべて書いてありました。本を読んで、やってみっかと思い立つ→初ツイートまでわずか3時間できてしまいました。 著者の古川さんの解説がわかりやすすぎです。

        • 【芸能系】スポーツ紙っぽい記事作成プロンプトを公開します

          芸能人やタレントを切り抜く、スポーツ紙っぽい、40代男性を想定読者にしたライトな記事がつくれるプロンプトを公開します。よくある記者会見をもとにした記事を想定しています。 事前に必要なもの 記者会見のリリース 記者会見の文字起こし(音源の自動文字起こしはコチラ) 僕は普段Claundeを使ってやっているのですが、上記のファイルを読み取らせた上で、下記のプロンプトを打って、記事の荒原稿をつくっています。タレントの年齢が現在日時から逆算されず、ズレていることがあるのですが、

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          【悲報】生成AIで1文字1円SEOライターが淘汰されていた…

          最近、あるウェブメディアの記事を眺めていて、興味深い変化に気づきました。これまで1文字1円でSEOライターに外注していた記事が、どうやら生成AIによる内製原稿に切り替わったようなのです。この小さな発見から、SEO業界の今後について考えてみました。 気づいた変化月間数百万PVの医療系某メディアで、次のような変化が見られました: 記事の文字数が増加(3,000字から7,000〜8,000字へ) 文章に生成AI特有の特徴が見られるようになった 監修者(顔写真付き)は従来通り

          【悲報】生成AIで1文字1円SEOライターが淘汰されていた…

          限界ウェブ編集者が考える、生成AIを使ったビジネスプラン4選

          日々、生成AIを活用したビジネスプランを考えています。以下はそのメモです。 ①運営サイトの英訳版作成Anthropic社のClaudeなど、優れた翻訳能力を持つ生成AIを活用すれば、既存の日本語サイトを手軽に英訳版として公開できます。純粋なアドセンス収益だけとっても、円安の影響で、いくぶんか高単価が期待できそうです。 私が運営しているメディアは海外からの注目も高いので、いくつか記事をピックアップしてテストスタートしてみたいです。 ②運営サイトのYouTube動画化ウェブ

          限界ウェブ編集者が考える、生成AIを使ったビジネスプラン4選

          Speech-to-Text で1時間半の取材テープを文字起こし。ズバリ料金は?

          昔は取材のテープ起こしは、音源を聞きながらタイピングして一からやっていました。私はこれが遅いのなんのって。1時間半のテープ起こしに誇張抜きで8時間ぐらいかかっていました。 いまはAIでサクサクやってくれるので良い時代です。今日はグーグルの「Speech-to-Text」でやってみました。ちょっと操作に癖があるのですが、プログラミングコードを書かなくて良いので楽です。音源をアップするだけ。ただしAPIを利用するのでその利用料金がかかってしまいます。 1時間半のmp3ファイル

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          ヤフーニュースに配信されるウェブ媒体の原稿料はどれくらい?相場を暴露します

          私は今フリーのライターとしても活動していて、外部の媒体に寄稿し原稿料をもらっています。また編集部サイドでライターさんに原稿をお願いして、原稿料をお支払いしたこともあります。いずれもヤフーニュースに配信されれる規模のメディアでした。 ずばり1本いくらぐらいなのでしょうか?有料部分では3つの媒体を例に具体的な金額を記載しています。今ウェブライターをやっている方は、相場感がつかめると思います。

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          編集者・ライターのChatGPT具体的な活用ケース 生成AIに編集長になってもらう

          私の編集者・ライター仲間の間でもやはりChatGPTが話題に登ることが多くなってきています。そしてやっぱり「で、どう仕事に使えるの?」と聞かれます。 ここで自分の活用術をあらためてまとめます。 ①原稿チェックをしてもらう自分が書いた原稿にダメ出ししてもらう、誤字脱字をチェックしてもらう。いわば生成AIに編集長になってもらいフィードバックを引き出しています。 ウェブ記事だと文字数も短いので、原稿を丸ごと貼り付けても処理してくれます。また、ChatGPTもいいですが、マイク

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          ChatGPTを使ってウェブ記事に3行要約機能を実装してみた(未完)

          ライブドアニュースなんかにある、冒頭の3行要約機能。あれ、ChatGPTで実装できないかな?と考え、やってみました。結論、それらしきものはできたので、備忘録としてまとめてみます。 コードはClaudeに全部に聞きました当方、ゴリゴリの文系で、プログラミングの知識は皆無。ということで生成AIにコードをゼロからつくってもうことに。コードの作成は、ChatGPTより賢いと噂の「Claude3」にお願いしました。ファーストステップはこんな感じ。 「WP」はワードプレスのことです。

          ChatGPTを使ってウェブ記事に3行要約機能を実装してみた(未完)