note始めます。
この2ヶ月、新型コロナの影響で、夫は在宅勤務、小3の息子も自宅学習となり、
9ヶ月の娘と4人、狭い我が家に水いらずの時間が続いていた。
元々、出不精な私は、この状況をさして苦痛に感じていなかったのだが、
今日1時間ほどひとりになれる時間がポッとできて、
ものすごい心の平穏を感じ、
アカウントを開設しながら手付かずだったnoteを書いてみよう、と思い立った。
さて、私について少しお話ししようと思う。
音大ピアノ科を卒業するも、思うところあって音楽の道を外れ、一般企業に就職。
以来、20年間メディア系企業を中心に3社でガツガツ働いてきた。
29歳で結婚、33歳で長男、41歳で長女を出産し、
2020年3月に長女の産休中にこれまた思うところあって退職。
現在は、専業主婦、無職、ジョブレス・・・
まぁ言い方は色々あるけれど、人生の仕切り直しをさせてもらっている。
この20年、それはもう、ガツガツ働いたもので、途中精神的にも肉体的にも限界を超えたことが一度や二度ではなかった。
その度に、自分の弱さにいやと言うほど向き合ってきた。
そして、散々悩んだ末に、
「やっぱり、好きなことを諦めないで生きよう」
という、いかにもシンプルな結論に達し、退職を決意した。
今までだって、好きなことを諦めたつもりはなかったのだけど、
20代、30代は経済的なことや、キャリア形成を優先してきた。
(それ以外にどう生きればいいか、わからなかった)
20年間、目の前の仕事に全力で取り組んできたことで得られたスキルや経験、人脈、
それになんといってもかけがえのない家族を得たことで、
20代や30代の頃にはできなかった人生の選択が40代となった今ならできる、ということに気がついた。
「好きなことを仕事にする。」
これからの時代の生存戦略として、方向性としては正しそうだと感じている。
ただ、20年間、好きなことよりもやるべきこと、期待されていることを条件反射的に優先するうちに、
いつしか、自分の本当に好きなことがわからなくなってしまった。
志半ばでドロップアウトした「音楽」の道に戻りたい、というおぼろげで強力な力学は感じるものの、
「音楽」と一言にいっても仕事としてはあまりに幅広い。
プレイヤーとして食べていきたいのか、
曲を生み出していきたいのか、
社会人経験を生かして業界を盛り上げていきたいのか、
その辺りは見えるようで全然見えていない。
ウダウダ考えていてもわからない、ということはわかっているので、
とりあえず、手をつけてみることにした。
1、ジャズピアノの理論の勉強と練習
2、DTMで作曲を始める
0歳と8歳の育児の傍でまとまった時間は取れないけれど、
隙間時間を見つけてはこれらに取り組み始めているので、
ここでも少しずつ書いていきたいと思う。