「英語を勉強したいんですけど、どうしたら英語が上手になりますか?」っと何百回と聞かれてきましたが、
私の思う答えは、正確な答えを即答するのは難しいということです。
私の場合は、相談者とお互いに時間がある時は、まず、じっくりとその人を知るところから入ります。学習カウンセリングをお仕事の一部としてしていた時は、お話をさせていただく1時間だけは、相手の事を「ふつう」の状況から「人として大好き」になります。すると、その人の事がどんどんその時間だけは知りたくなるのです。コンビニなどで聞こえて来た音楽がいいなぁ、好きと思って、誰の歌なの〜って知りたくなったりすることありますよね。
何が好きなの?
どうして英語を学びたいの?
目指すレベルはどこで、本人はどれくらい英語が出来ると思っているのか。また実際にはどのレベルなの?
英語を使って何を出来るようあるのがこの方の夢なの?
好きな食べ物?趣味?どんな性格?
好きな言葉は?好きな英単語は?など
実際に英語学習に関係ないんじゃない?という質問もありますが、こういう学習法や教材がいいんじゃないかなぁ?とご案内するときに役に立ちます。要するにその方に、好みに合った学習素材や方法をお話出来るからです。
他にも必ずお聞きしたいのが、英語が好きかどうか。学ぶことに強いられているのか、自発的なのか。モチベーションと過去の英語学習の取り組みについて。それからおききしてよければ家族構成と1日にどれくらい学習時間とスキマ学習時間が取れるのかというのも大事で、お話の最後には、取り組む内容と時間を決めて、いつ何をやるかを、学習を休みリフレッシュする時間も含めて一緒に決めて書いていきます。
つまり本気のアドバイスをしようと思ったら、相手の事をしっかり知らないと出来ないというのが私の考えです。
1人1人生まれ育った環境、性格、得意不得意、嗜好、その日の体調が異なるので、英語学習のアドバイスは簡単に出来ないなぁというのが私の考えで、だからこそ、自分を内観してよく知りまずは色々お金をかけずに試してみて、自分にあっているなと思うものを続けていくといいのかなと思います。所々見直し、軌道修正は大切ですが。
ここには長くなるので書ききれない事もたくさんありますが、よく、英語教材オススメの10選♪などと謳った記事を見ますが、そういうのを参考にするのはいい事だと思います。ですが、自分にあっているのか、子どもにと考えている親であれば、自分の子に合っているのかを子どもさんをたくさん観察して、どれを選択するかを考え、きめていかれるといいのではと思います。
大体の教材は素晴らしいと思っています。英語教材は世の中に沢山溢れるほどあって、私が指導する時は、基本的にはどれも素晴らしいと思っています。教材は使い方によって、その教材が生きるかどうかが決まるのではと考えます。
英語学習において、方法が学習者にあっているのか、教材を使うのであれば、教材をどのように使うのかが大切だと思います。それが私の英語学習において1つ大きく思うことです。
子供向けであれば、お家の方に少し頑張ってもらえれば、身の回りのモノでもミニレッスンで使えるものは沢山あります。またそういうものも我が家の取り組みからご紹介していきますね。