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歯の詰め物の話し
クチの中のトラブルをかかえている人の
参考になればと書きました。
💡子供の口内炎
子供のころから、歯が悪く
いつも奥歯が膿んでいた気がする。
ぷくぷくと膿をはらんだ小さな風船が、
クチの中に広がる。
僕が子供のころは、歯の詰め物といえば
【 アマルガム 】だった。
歯医者さんが、
火であぶり 指先で器用にこねる。
でも、歯の治療が終わっても、
日常の不快感は、おさまらない。
食事中だけでなく、ふっとしたはずみで、
上と下の歯が触れると『 電気 』が流れるのだ
💡ガルバニー電流
今ならそれが、
【 ガルバニー電流 】というモノだと分かる。
ガルバニー電流 は、
異なる2種類の金属が触れ合うと発生する。
特に口の中は、
唾液で電気の伝導性が高まっているため、
同じ組成の金属が歯に詰められていても
ガルバニー電流を発生してしまう事が
知られている。
💡アマルガム
2020年4月、歯科用
水銀アマルガムの使用が禁止となるまで
アマルガムは、
歯科領域では身近な詰め物だった。
しかし、アマルガムには水銀が含まれており、
毒性があると言われている。
クチの中で、ごく微量づつ 溶け出していく。
アマルガム以外の金属( パラジウム合金 )で
あったとしても
口腔領域では、
金属は、自身の唾液により溶かされ
体内へと吸収されてしまいます。
吸収された金属は、
口内炎 や 歯肉炎、
蕁麻疹 に アトピー性皮膚炎、
頭痛 や めまい、不眠症 や 免疫性疾患 など
いろいろな病気の原因と成りえます。
💡では金属以外の詰め物とは?
現在、歯科領域で一般的なのは
【 硬質レジン 】と言えます。
硬質レジンは、
プラスチックにガラス質の細かい粉を混ぜて
作られた高強度の樹脂で、
歯の美観をそこねず、耐久性も9年ほどと長く
一般に普及しています。
また、樹脂のため
【 ガルバニー電流 】の発生も有りません。
はて? 人の身体に有害なのは、
どちらなのでしょうか?