世界5大宗教入門【要約】
今日は山中俊之さん著書の「世界5大宗教入門」の要約を。
第1章 世界5大宗教基礎
・宗教では「イベント」は非常識
➡大きなイベントの裏には宗教あり
・自国の宗教を勉強すべき
・日本の宗教偏差値が低い理由
➡①地理的な理由
②自国と争いがない
③神道がもともとあり、その上に仏教→自然に感謝
④江戸時代の檀家制度と明治の国家神道
・中国は共産党配下にない宗教は弾圧
・東南アジアは宗教偏差値が高い
・日本人は、自国の宗教を知るべき
第2章 ユダヤ教 聖典=ヘブライ聖典(タナハ)
・ユダヤ人の定義⇒母親がユダヤ人である、ユダヤ教に改宗を認められた人
・旧約聖書→創世記(ジェネシス)
・なぜユダヤ人に成功者が多いのか
➡政治家などのメインストリームに行けなかったため芸術や金融、科学などに行かざる得なかった
➡タルムードの存在→ビジネスの指南書
・旧約聖書レビ記→消費はしてはならない。投資をしなさい
・ユダヤ教戒律
①食事に気を使わないのはNG
②土曜日=安息日
③割礼について無知なのはNG
第3章 キリスト教 聖典=旧約聖書、新約聖書
・教養の基礎としてキリスト教は必須
・キリスト教はギリシャ語で「救世主」
・キリスト教がローマ帝国に広がった理由
➡病人に寄り添い、ケアをした(伝染病が減少した)
・東方正教会→コンスタンティノーブル拠点
・ローマ・カトリック→ローマが拠点
・ディベート文化→キリスト教の聖書(是非を問うことが多い)
・カトリック:どんな罪人も善行を積み重ねれば救われる
・プロテスタント:どんな罪人も信仰によって救われる
・大航海時代で中南米にキリスト教が広まる
第4章 イスラム教 聖典=旧約聖書、新約聖書
・日本はイスラム教に対して、迫害の歴史はない
・イスラム教「偶像崇拝禁止」→カリグラフィー、芸術
・一夫多妻はしんどい→平等性が問われる。経済力が必要
第5章 ヒンドゥー教
・インドの70%位以上はヒンドゥー教
・ヒンドゥー教は第3位の人口
・ウパニシャッド哲学→宇宙と人間の本質について書いてある
➡それを論理的に解釈したもの。
・バラモンの権威=カースト
➡釈尊が否定→仏教へ分かれる
・今は法律で決まっているが若干教理がある
・仏教はヒンドゥー教への反発で生まれた
➡パリーレ仏典、悟りを開いて
・仏教:スリランカ、ラオス、タイ(上座部仏教)
日本、韓国、中国(大乗仏教)
➡違いは、死生観の違い
第6章 日本の宗教
・中華味の経典として日本に広まっていった
・寺はピラミッド構造になっている
・日本は世界でキリスト教が浸透していない
➡神羅万象に神が宿っていると感じている
日本の人口の1%くらいしかキリスト教がいない
自然に神秘的なものを感じている
第7章 化学、経済、宗教
・21世紀になり倫理・哲学が改めて問われえる
・日本人→人型ロボット
➡物には、紙が宿っていると思われているから。
御地蔵さんなど、人型が多い。
・キリスト教→アレクサ、Google Home「機械的」
・仏教は「子供を増やせ」という教えはない
まとめると、金魚が記憶できる時間はおよそ3秒らしい。