白熱の1時間ちょい!
ハンドボール男子:日本×クロアチア
結果は29-30でクロアチアの勝ち。
前半30分は日本がリード。
しかし後半30分で、クロアチアに1点差で敗れた。
しかも、終了直前まで同点にもつれこみ
そして残り15秒、というところで
クロアチアに1点を取られてしまう。
という試合だった。
試合をひととおり観戦して、わたしはこう思った。
クロアチア・・・最初から最後まで押しが強く、
強豪といわれる国の攻めの強さがあった。
迫力と血の熱さが、クロアチアの特徴。
しかし、クロアチアの強さに押されてきたとき、
日本が不思議といつも力を発揮する。
だから前半:
序盤ではクロアチアが押していたのに、
日本は追いつめられると、
小回りの利いた隙をついてのゴール。
フェアプレーでありながらも、
粘り強くフェイントを用いて、あるいは
身体をひねらせてゴールする。
といった、
柔軟性と冷静さの光るプレーで前半を制した。
そして後半:
前半で強豪のクロアチアを制した日本は、
リードを守ろうと気持ちがややこわばったのか、
がめついプレーに変わり、
前半にはほとんど見られなかった
日本側のファウルが増えた。
その流れの中で、
柔軟で冷静な技ありフェアプレーといった
日本らしさを見失ったまま、
クロアチアが得点をあげていく。
で、再び日本が追いつめられてくると、
持ち前の小回りの利いた
柔軟で冷静なプレーを取り戻すも、同点に。
そして残り15秒で、
クロアチアに点を取られ、日本は勝てなかった。
ハンドボールという競技における強さは、
クロアチアに実力があると思う。
けれども日本には
競技の実力というより、
追いつめられて発揮する底力のおもしろさがあった。
前に出るというよりも、
ゲームにおいていかに得点するか、
といったフレキシブルな動きと
隙をつく・フェイントでのゴール・粘り強さ
柔軟性と俊敏さが光るプレーが持ち味。
そして、日本側のゴールキーバーの守りがすばらしかった。
目の前に、クマのような迫力で迫る相手の鋭いゴールを
冷静に見極め軽業師のような柔軟性で幾度もゴールを守った。
これには感服した🐻
クロアチアは迫力があり、血の熱い選手陣。
日本は迫力と血の熱さというより、
「和」の国で、
海に囲まれていることで危機意識がうすいためか。
初めから押し強く前に出るというよりも、
追いつめられると力を発揮する、という
特徴があるように私は思った。
※ちなみに、特にハンドボールに関心が高いわけでも
ハンドボール選手であったわけでもないです。
オリンピック観戦は、いろいろとおもしろい!
わくわくはまだ始まったばかり✨
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