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【プレママ】コロナと切迫早産と時々鬱。〜突然の休職でもエンジニア職は強い〜

◾️エンジニアに転職して良かったと思う点

現在、妊娠8ヶ月に突入。

妊娠初期の4月からコロナのおかげ(?)で、
在宅勤務となった。

通常の身体でも、
コロナに感染するかもしれないという恐怖の中、通勤することは本当にストレスだと思う。

在宅勤務できる職業であること、
これはエンジニアへ転職して本当に良かったと思う点だ。

在宅だから楽というわけではないが、
もし自分が在宅でなかったら、
通勤の苦痛などで、退職という選択をしていたかもしれないと思うほどだ。

ましてや前職(音楽業界)を続けていた場合は、
妊娠中も復帰後も
妊娠(子供)が理由による早退や、
ましてや出張、飲み会等による深夜帰宅など出来ず、戦力外要員になっていたんだろうな。。

たまに「前の会社でキャリア積んでたら今頃どうなってたかな〜」と限りなく未練に近いところで思いを馳せることがあるけど、
迷いながらもアラサーだろうが、ITエンジニアへジョブチェンジしたことは良い選択だったように思う。
突然の休業でも育児期間中もどんな状況でも、
自分の努力次第でキャリアの可能性を完全に失うことはないからだ。

◾️切迫流産による薬の服用と仕事のこと

幸いなことに妊娠初期から在宅だったとはいえ、
「切迫早産の前兆(切迫流産)があるので、仕事は時短・あとは安静にするように」と医師から言われ、
リトドリン薬も処方されていた。

早産してしまうと、赤ちゃんに辛い思いをさせてしまう。(障害が残るリスクもある)

薬を飲むことには抵抗があったが、
リトドリン薬の服用 のリスク < 早産リスク
と考え、服用していた。

そもそも切迫早産(流産)になる原因は、
体質なこと等もあるようだが、
担当医からは、
デスクワーク(ずっと同じ姿勢)が原因の一つであることを指摘された。

時短にしようが
体調は悪くない!といつもの調子でPCに向かっていると、
自分が思っている以上に、緊張感(?)を持って仕事をしていたようで、
身体にも負担をかけてしまっていたようだ。

実際、完全休業になってから、
飲み慣れているはずの薬の副作用をひどく感じ始めた。

妊娠によるホルモンのせいか
集中力が低下し、
思うように仕事が進まないこともストレスになっていたように思う。

とはいえ、
「切迫早産の前兆があるので安静に」と言われていても、どこまで動いて良いものなのかもわからず、
身体が不調でない限り、
仕事と家事をいつも通りに行っていた。

このような生活を2ヶ月程続けた。

◾️突然の休業

そして7月末、
(遂に)担当医より絶対安静(トイレと食事以外は寝たきり)の指示が出た。

子宮頸管が2.5mmを切ってしまっており、場合によっては入院レベルらしい。
(自宅で絶対安静することを条件に、自宅安静となった)

「仕事も明日から完全休業ね」
と言われ、
産前休の予定日より2ヶ月早く休みに入ってしまった。
(貯金もないので、出来れば直前まで働きたかった😭)

突然の休業となったが職場には、
切迫早産の前兆があると言われていた時点で、
上司に突然休職となる可能性がある旨を伝えていたので、業務の引き継ぎもスムーズに行うことができた。

自分の責任不足なことは百も承知だが、
入社1年経過したばかりの妊娠に申し訳なさしかなかった。

「いつでも休みに入っても大丈夫な状態にしていますから安心してください」と上司(男性)に言われていて、
就業中も「仕事より赤ちゃんの方が大事に決まってる」とでも言わんばかりの神対応をしてくれる、このような上司を持つことができて、
恵れた環境であることに感謝した。

◾️絶対安静中のメンタルと脱出

そして、
ベッドの上でひたすらゴロゴロする
という夢のような生活が始まった。

ウハウハな夢のような時間は1〜2日で終わった。

こんなことを言うと、同じ家で在宅勤務しているパートナーに大変申し訳ないが、
ずっとゴロゴロすることは苦痛で仕方なかった。

集中力が低下しているので、
読書や映画鑑賞なども楽しめないというか、
できなかった。

ここからは私のマタニティブルーの話になる。

科学的根拠もあるようだが、
運動しないことはうつ病になる薬を飲んでるようなものらしく、
簡単にネガティブモードに突入した。
また妊娠による情緒不安定と相まった状態で、
マタニティブルーというかわいい(?)ものではない気がした。

仕事のこと、
お金のこと、
子供のこと、
パートナーのこと、
結婚のこと

取り巻くもの全てが不安で、
逃げ出したいけど逃げられなくて、
辛くて苦しくて苦しくて仕方なかった。
朝目覚めた瞬間から、眠りにつく前まで、
涙も止まらなかった。
もはや何で泣いているのかもわからなかった。

窓から飛び降りたら楽かなとか、
死にたい
がずっと頭にこびりついて離れなかった。

泣いていると、
感じていた胎動もなくなり、
お腹も固くなり
きっと赤ちゃんが苦しんでるから、
「このままだとだめだ」
「この感情から抜け出さなきゃ」
落ち着こうと思い深呼吸すると過呼吸になりかけてしまい、
完全に感情をコントロールするところがぶっ壊れていたように思う。

気分転換をしようとしても、
コロナで外出も出来ず
妊娠と切迫早産による様々な制限等で
自己解決する対処法がなかった。

心配してくれる母親やパートナーには、
あたり散らかしてひどい言葉をぶつけた。

辛い辛いと泣き喚いて、
時には深夜に物を壊して、
このような私のひどい振る舞いを受けとめてくれる人がそばにいてくれたことが唯一の処方箋となった。

今でももちろん感情に波があるが
落ち着いている時は、前を向けるようになった。

妊娠中は、ホルモンバランスで
嬉しいことや楽しいことも倍増するが
悲しいことや些細な言葉もいつも以上に傷ついてしまう。
もちろん、情緒不安定なやつとずっといる方も疲れるに決まってるのはわかっているので、
だからこそ、制御不能なこんな自分を受け取めくれる人がそばにいてくれるんだと思うことで、
安心に繋がったのだと思う。

とりあえずもう前を向くしかなかった。

過去ばかりみて杞憂なことにエネルギーを無駄遣いして沈んでいくか、
前を見据えてこの状況から這い上がるかの
2択しかなかった。

後者は、自ら動き出さなければいけないので、
とてもエネルギーを要する。

赤ちゃんのためにも自分のためにも
苦しみから抜け出す方法はそれしかなかった。

◾️前を見据えて動き出す

何とか前を向けるようにもなった私だが、
残されたマタニティライフは休職期間を含めて2ヶ月と少し。

ここで技術から離れてしまうと
あっという間に鈍るどころか、
忘れてしまうどころか、
この1年ちょいの経験が無かったことになってしまいそうでとても怖かった。

とりあえず、ぐだぐだ考え出すとまた沈んでしまう。
もう見切り発車でも何でもいいからとにかく動き出す。

以前、以下の機材を購入していたので
こいつを相棒に残り僅かのマタニティライフを満喫することにした。

これで仕事してみた時は、ぜんっぜん集中できなかったけど😂(長い会議の時はこれで参加してたw)

ほんのちょっとでも進めよう。

寝ながらどこまで出来るか。
それは次回記録していこう。

動き出すと、幸せホルモン?が出るみたいで
突然の休業も神様からのプレゼントのような気がしてきた。

休業中の時間は、
・復帰後の準備
・副業

に充てようとおもう。

具体的な動きは、

知識整理も兼ねて、資格勉強
10月末にあるFE(基本情報技術者試験)試験と
AWS試験に向けた勉強

副業に向けたポートフォリオ作り
(余力があれば案件獲得を目標)

FEは、現場で必要となった知識も多いし
(1回落ちた😂)
言語科目であるPythonでプログラム作った経験はあるけど、この機会に体系的に学習し習得したい。

そもそも試験受けられるかわからないので、
後者優先で進めるつもり💪

育休が終わったタイミングで、
自分も今の会社もどうなっているかわからないし。

見切り発車で動き出してる感満載だけど🤣

ただ、年齢とか環境とか、
ましてや子供を言い訳にする自分にはなりたくないし、過去を否定する人生を送ることだけは絶対嫌だ。

その為に今の自分は
出来る限りの努力で準備に集中したい。

コード書くことは(仕事でなければ←)楽しいし、
ストレスかからない程度に気楽にやろうーーーっと😊


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