「ソウルフル・ワールド」がすごいって話
湿度がすごくて髪を切りたい、雨女です。
自分語り始めます。
「ソウルフル・ワールド」すごい作品だよね!?って話をします。
なんか、ピクサーってしれっと()傑作作りますよね。
さすがピクサー。その魅力をつらつらと述べます。
以下ネタバレ含みますので、自粛してください。
あらすじ
ココがすごい①
ピクサーにはいつも脱帽してしまうポイントがありまして、
目に見えないものを具現化するのが上手い!
ソウルフルワールドは魂がキャラクターになっていますね。
インサイドヘッドは感情、マイエレメントは元素。
最近のピクサーの流行りですかね。
この技術は本当に、ピクサーならではというか、ピクサーにしか出せない世界観なんじゃないかなって思う、個人的ピクサー大好きポイントです。
付随して
抽象的なものとか、体験、イメージを確実に映像とセリフで表現してきますよね。
今回のソウルフルワールドで最も感心した部分が
"ゾーンに入る"ことと、"腐敗する"ことが紙一重であることというのを忠実に再現したところ。
『ゾーンは楽しいが入りすぎ取り憑かれると人生を見失う。』
不安や強迫観念が魂を肉体から切り離し、腐敗した状態にさせてしまうことを表現したシーンがありました。
いやぁすごい。イメージではわかっていたけど、こんなに視覚情報として納得させられるとは思わなかった。
あっぱれ。
ココがすごい②
ピクサーのメッセージ性が熱い。
ピクサー作品はいつも、子供向けに思えて、大人に語りかけるような、大人が忘れちゃいけないような、気付かされる題材ばかりなんですよね。
魂ってなんだろう。
感情とか思いとかの部分なのでしょうが、きらめきがないと一人前の魂になれないんです。
みなさん人生の意味って考えたことありますか。
私はしょっちゅう考えるんです。ちょうど就活してるのもあって。
ソウルフルワールドは、そんな路頭に迷った大人を導いてくれる映画です。
22番のきらめきは空を見ること、歩くことでした。
私のきらめきってなんだろう。
『きらめきは目的でも、人生の意味でもない』
何かをしなきゃ、手に入れなきゃ。
人生に成果を出そうとしすぎて、純粋にワクワクする気持ち、目が輝く瞬間、心がときめく瞬間にすら、何かの意味を見出さなきゃいけない気がしてて。
めちゃくちゃ難しい問いかけだし、納得した答えが得られたわけでもないのですが、なんとなく腑に落ちた感じがしました。
人生に意味を見出す必要も、きらめきを何かに活用する必要もなくて…
うーん、私がこれを言語化できない^ ^
まとめ
コロナ禍に配信されたこともあって、今やっと劇場で公開されています。
少し内容もキャラクターも地味なので、話題性に欠けている。。
悔しい。
この先の人生どうしよう、私の人生の目的ってなんだろう
こんな風に感じている人こそ見てほしい
ちなみに余談ですが、文章中にちょっとだけ登場した
「マイエレメント」
この作品は私がピクサー作品の中で1番かもと思った最高傑作なので、こちらも合わせてぜひ。
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