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【②課外まとめ編】グロショで受かった私は自己アピール書をこう書いた

こんにちは、国際教養大学(AIU)21期生のババヘラです。

グロショ志望のみなさん、自己分析は無事終わりましたでしょうか。
今回は、グロショの自己アピール書第2弾:課外まとめ編 をお送りします。
前回に引き続き、高1・2生にも役立つ内容となっていますので、
未来のグロショ受験生の方もぜひ読んでみてください!

1. 課外活動は日誌をつけるべし

私の課外は英語資格、学校での探究学習、ボランティアなど多岐にわたっており、
まとめるのにとても手間がかかりました。

資格や大会での入賞歴は、賞状などがあるので比較的追いやすいのですが、
ボランティアなどは「いつ、何をした」という記録が少なく大変でした。

高1・2のみなさんには、ただ課外を進めるだけではなく、
課外日誌をつけることを強くおすすめします。
なぜなら、課外まとめとはその成果だけでなく、
始めた動機や挫折の経験、そこから得た教訓までで一揃い
だからです。

活動中に抱く感情は生ものです。
忘れてしまった考えを補完するように、
「今考えてみると…」という後知恵が増えてしまいます。

もちろん大局観的な振り返りも重要ですが、
活動がどう転ぶか分からない、先が見えない状態での感想というのはそのとき限りで、思い出しづらいです。

タイムリーな記録+後々の自己フィードバックを元にまとめることで、
「この人課外はやってるけど目的意識も学んだことも何もないんだな」と映ってしまうのを防げます。
あと単純に、数年前を振り返るのは面倒くさいです(笑)。

2. 賞状をまとめる

「そんな記録つけていなかったよ」という高3生の方。
大丈夫です。
なにせ私こそ日誌をつけていなかった張本人ですから。
面倒くさいですが、コツコツやっていきましょう。

まず、資格や受賞歴など、賞状が残っているものはそれを集めます
そしてその実績を、カテゴリーごとにノートにまとめていきます。
その際のポイントは以下の通りです。

  • 試験や大会名は正式名称で

  • メモは取得年月日・順位や級まで

  • 「優秀賞」「県知事賞」など、順位が分からない賞は「(〇位)」と補足

例えば英検。
「英検」は正式名称ではなく、「実用英語技能検定」となります。

また、取得級だけでなく、CSEスコアも書いておきましょう
AIUがCSEスコアをどう扱っているかは分かりませんが、
同じ準1でも、ギリギリ合格の準1とほぼ満点の準1とで差を出せるなら、
書いておいて損はないでしょう。

3. 賞状がもらえない課外活動は?

ボランティア活動など、賞状などで形に残らない課外をまとめるのは、
とても厄介です。

そんな中で私が編み出した方法は3つ!

①カレンダーアプリをさかのぼる
私はスケジュールをアプリで管理しているのですが、
ボランティア活動のミーティングや実施日などが、
アプリに詳しく残っていました。

スケジュールを振り返ることで、
やったことすら忘れていた課外(←おい)を思い出すきっかけにもなりました。

カレンダーで振り返ると、時系列もはっきりします。
AとBの活動どっちが先だっけ?というケースでとても助かりました。
手帳で管理している人も、同様に活用できるでしょう。

②メールやLINEをさかのぼる
ボランティア団体内での連絡履歴も参考になりました。
メールは消してしまっているものが多かったのに対し、
LINEは履歴が全て残っているので重宝しました。

もしメールが残っていれば、外部とのやりとりも思い出せますね。

③カメラロールをあさる
最後の手段ですが、意外と情報量が多いのが写真です。
もし活動の写真が残っていれば、日時や場所まで分かります。

4. まとめるのは実績のみにあらず

最初に書いた課外日誌の内容とかぶりますが、
課外をまとめる際は「いつ、何をした」を書けばいいだけではありません。

むしろ、
なぜ(動機)、なんのために(目的)活動し、
どんな壁にぶつかり、どう解決したのか、もしくは解決できなかったのか。
そこから学んだことは何か

これらの項目の方が重要です。
同じ活動をした人でも、動機やそこから得た教訓は異なるかもしれません。

これはボランティア活動だけではなく、大会や資格取得でも同じです。
自分の色が鮮やかに出るパートなので、丁寧にまとめましょう。

5. おわりに

私の場合、この課外まとめは1日仕事だった気がします。
頭の中ではわかっていることをアウトプットしていく作業なので、
ただただ面倒くさかった記憶があります。

とはいえ、これで自己アピール書の材料集めは終了です。
次回で自己アピール書のHow Toは最後になります。
ぜひ、準備万端の状態でお待ちください。

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