四年生の本音
タイトルで誰のブログかわかっちゃった人には絶品いぶりがっこパスタの秘密レシピ教えてあげたいテディベア🧸です。
あら、いつのまにか四年生になってしまいましたわ。
そりゃ早期卒業しちゃう同期もいるわけです(こりどんおめでとう🐋)
というわけで今回も年一の重たいブログ更新していきたいと思います。どうぞお楽しみください😊
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これまでの本音シリーズ
一年生の本音(Sep.2020.)
新隊長の本音(Mar.2021.)
二年生の本音(Sep.2021.)
出会いと別れの季節に考える本音(Mar.2022.)
三年生の本音(Sep.2022.)
留学中の本音(Mar.2023.)
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これまでのテディ
1年:愛知の実家からオンライン生活
2年:秋田でオンライン生活
3年春:対面授業開始
3年秋~4年夏:サンディエゴに留学
4年秋:AIUに戻る 👈イマココ
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🧸🧸🧸
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現地留学を終えまして
ありがたいことにアメリカ・サンディエゴ州立大学で留学を終えました。
去年の9月からのこの一年、一言で言うなら
『冒険の年』でした。
サンディエゴに住んだ。
いろんな人に出会った。
合う人も合わない人もいた。
人生で一番旅行した。
アルゼンチンボランティアした。
北海道でリゾバした。🐄(えっ)
不安を抱える留学前の皆さんに伝えたい。
まだ知らないだけでたくさん機会も出会いも
広がっているんだよ。
新しく人と出会うのは楽しいけど
その分別れが辛くて、
その悲しさをかき消すために
すぐまた新しい場所に行ってみる、
そんな一年でした。
一息つく暇なく大移動をたくさん詰め込んで、途中体調を崩したりもしましたが(若気の至りof my life)
勢いで飛び込んだことに悔いはありません。
今のところ人生で一番充実していた一年だったし、
これから振り返っても『楽しい一年だった』と
思える気がします。
自分の意志で大移動できる時代に
なってくれてありがとう。
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四年間の変化
2020年から、いろんなことが変わりましたね。
パンデミックは終わった。成人年齢が変わった。
首相が変わった。TwitterはXになった。
テディも変わりました。ちょっと分析するね👓
〇学術面
どのGSの授業に参加するのも怖くなくなりました。
これは知識がついたからではなく、どの授業でも自分なりに考えて意見を出す力と、それを表現する英語力に自信がついたからです。
リベラルアーツって理解が難しいけど、要はこういうことです。いろんな問題に触れて分析していくうちに、どんなトピックでも議論の切り口を見つけられる人間になった気がします👩🏻🎓
英語に関しては留学のおかげ。
アメリカにいたときはあんまり自分の英語力が伸びた実感なかったけど、AIUに戻ってきたら発言に対する抵抗感が低くなったのを感じたし、友達に『アメリカ英語だね』って言われるくらいにはアメリカナイズされました(笑)🌴😎
〇精神面
小さなことでうじうじしなくなりました。3分遅刻しそうな時、ちょっとした騒音が聞こえる時、遊ぶ約束がなくなった時。『まあそんなこともあるよね』で流せることが増えた気がします。
『無理なものは無理。』
留学してみて、海外は自分本位な人多いんだなって思いました。仕事でもプライベートでも。
日本ではそれが自己中だと呼ばれるのかもしれない。
向こうではそれを自己防衛と言うのかもしれない。
何にせよ自分の力じゃどうにもコントロールできない小さなことに対して焦っても怒ってもしょうがないなって感じるようになりました。
1年2年の頃は、コロナで不完全燃焼だったり後輩に対して恨みに似た羨ましさみたいなものを抱えていた時期もあったけど、今はほとんどなくなりました。『AIUで得られなかったもの』に対するコンプレックスが留学でだいぶ消えた気がします🍂
〇金銭感覚
お金を使いたい対象が変わりました💰
モノより経験に使いたい。
AIUにしろ留学にしろお引っ越したくさんしてるとミニマリスト的思考になりますね。世の中『あって便利な物』のうちに『なくてもどうにかなるもの』がたくさんあります。
留学を通して旅行することや新しい人とつながることに楽しみを覚えました。またお金貯めてアジアヨーロッパ行ってみたいです🌎
〇サークル活動
前はいろんなものに参加してたけど、今は広め隊とEnglish Villageに絞りました。昔は色々掛け持ちしてアクティブな人に憧れてたし、そうじゃないと充実した大学生活にならないような気がしていたけど、
今は、自分に合うものに絞って一つ一つにちゃんと向き合うことや、課外活動以外で自分の時間を楽しむことに価値があるように感じています。
〇ファッション
留学してからメイクやアクセサリーが変わりました。日本のゆるふわメイクよりアメリカのまつ毛ギャン上げ漆黒アイラインメイクのほうが自分に合ってたみたいです。最近青いアイシャドウが好きです💙(何の報告)
アクセサリー(主にピアス)は派手な色のものが好きになりました。メキシカンピアス主張強くてかわいいんですよね🦋
昔は『自分に似合いそうなもの』を選ぶ傾向があったけど、今は『自分の好きな物』を身に着けています。
でね、自分の好きな物身に着けて『ホラッ カワイイヤロ!!』って堂々としてれば、自然に『それが似合う人』になっていく気がするんですよね。
今の私はアメリカかぶれかもしれません。色素強くて目がチカチカするかもしれません。なんでもいいよ、自分が自分をかっこいいと思える人でありたいです。
〇まとめ
AIU生なりたてほやほやの頃からは、いろんな面で成長したと思います。留学の影響は大きいし、その影響はこれから薄れていくのかもしれないけど、いいものは残していきたいです。
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留学直後の苦労
留学は本当に最高でしたが、
帰国して直後は自分の変化が辛かったこともありました。
変化した自分と、もとのままの日本。
他人に対する見方。ファッションについての考え方。
なんか日本って見た目に人権くっつけたがりますよね。
『イケメンだから許される』
『足太いからミニスカ履いちゃいけない』
『女子は脱毛しないといけない』
『それいいね』っていうプラスの力で動いていたアメリカ社会と、『○○をしちゃいけない』っていうマイナスの力で動いていく日本社会がすごく対照的に見えて、それが最初はすごく疲れました。
そういうマイナス向きの思考とかステレオタイプとかを何となく家族との会話にも感じる時があって、自分にとっては一番落ち着けるはずの場所に対してもそういう違和感を覚えてしまう自分が嫌でした。
北海道でリゾバしながら社会にもまれ、Twitterとちょっと距離を置いて、少しずつ日本社会アレルギーを治しています。
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広め隊について
広め隊は1年の4月からずっと私の居場所でした。
コロナとか留学とか関係なく、ずっと『私はAIU生だ』と思える場所でした。
4年生にもなると、『テディさんですよね!』って声をかけてくれる後輩がちらほら。それで入隊してくれる子たちもちらほら。
受験生で見ていてくれた子たちが後輩になって、AIUを好きでいてくれる人が増えるのは広め隊で活動していて一番うれしい瞬間です。ありがとう。
私が入隊した時からは活動の幅も雰囲気もだいぶ変わりました。昔はゆるゆるブログを綴り、今はいろんな媒体で広報活動をし。
活動の幅を広げて、Literary 『AIUを広め隊』な団体になるのはとても素晴らしいことです。(急なルー大柴)
ただ、なかなかウェブサイトの管理が間に合わなかったりYouTubeの編集が大変だったり、だんだん『学生有志団体』でできることの限界ラインに近づいている気もします。
とある先輩に言われました。
『お前ががんばりすぎると後輩のハードル上がるから気をつけろよ。』
この指摘は的を得ていて、多少自覚もあって。
ごめんね。
イベント系にしろ、留学中の個人発信にしろ、広め隊の活動を広げてくれる後輩たちがいるのは本当にうれしいことですが、苦しくないかなぁ、広め隊嫌いにならないでね、そんな心配もしながら見守っています。
もうすぐ20期に代替わりだそうです。早いねぇ!
次はどんな色になるのかな。好きに自由に活動してね。
テディは広め隊大好きなので、たまーにブログ書かせてもらおうかな。これからもよろしくお願いします🧸
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卒業後のこと
私は教育実習が残っているのでAIUを4年半で卒業する予定です。
その後はAIUの大学院で日本語教育について学ぶ予定です。(そしてたぶん広め隊に居座っている。)
その後は…?
一番就きたい職業は日本語教員です。
もっと言えば地元で日本語が『必要な人』に教えたい。
日本語を『学びたい人』じゃなくてね。
愛知にはそういう需要があるんです。
一方で、稼ぎの面で言うとあまりよろしくはない。
日本語教員は非常勤やボランティアで支えられているのが現状です。AIU大学院の新卒カードをすごく無駄にしてしまう感じがします。
だから、免許あるし高校英語教えようかなーとか、一度企業に入って社会人を経験してみようかなーとか、セカンドキャリアとして日本語教育に携わる道を検討しています。これはこれからの2年でしっかり考える。
就活を終えて卒業する同期もいる中で、学生生活を伸ばして就職を遅らせることに漠然とした焦りを感じる時もあります。だからこそ『院で学ぶ』という道を選んだからには、ちゃんと学び尽くして実りある2年にしたいです。
『あれは自分に必要な時間だった』と
思えるように。ね。
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AIUでの就活のこと
私自身は就活してませんが周りから情報は入ってくるので、感じたことを書き連ねてみようと思います。
AIUで1年留学して、4年で卒業して、新卒で就職する。
これを現実にしている人は留学中に就活しているケースが多いように思います。オンラインのインターンに参加したり、留学先でのキャリアフォーラムに参加したり。
留学中に就活しない人は、留学に集中するためにあえて1年次で就活したり、私みたいに院進したり。
留学中に就活をするかしないか。
せざるを得ない人もいるでしょう。
どっちがいいとかの議論はしません。
でも私は就活を一切考えずに留学中の生活をデザインして、ボランティアとか交換留学に期待されていること以上のこともしてみて、これは一つの正しい時間の使い方だと感じました。
どっちがいいとかじゃないし
頑張ってる人はみんなえらいです。
ただね、AIUにいながら日本の大学生と足並みをそろえようとすると、どうしても我慢しないといけないことって出てきちゃうんだなというのが私の所見です。内側から見ると甘くないなぁAIU。
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オーキャンで思ったこと。
受験生と保護者の方へ。
今年も参加しました、オープンキャンパス。
遠く秋田まで来てくださった皆さんありがとうございました。
ひとこと言わせて。広め隊ブースで個別相談会しながら、時々もやっとすることがあったんですよね。
『うちの子個性も頭もないから
AIU難しいと思うんですよね。』
たまにいらっしゃいます。こういう親御さん。
AIUに来てくれている時点で、娘さん息子さんの将来を親身になって考えてくれているのだろうけど。
でも、私は思うわけです。
いやいや、今すぐ受験するわけじゃないでしょ?って。
私は初めからAIU生になる素質があったわけじゃありません。不合格もしてます。
AIUに入りたかったから、めちゃめちゃに勉強して、合格できるところまで自分のレベルを上げたからAIU生になれたんです。
これからそういう努力をする人に対して、これからいくらでも変わるチャンスがある人に対して、『個性も頭もない』って決めつけちゃうのは悲しい気がします。さすがに相談会中には言えなかったけど。
大学進学はお金がかかるし、それこそAIUは留学もあるし、家族と意思をすりあわせなければならないタイミングがたくさんあります。家族からの理解を得るのは大切なことだよ。
ご本人もご家族も納得した上で大学を選んでもらいたいし、ご本人に意思があるならそれを信じてあげてほしいし、その上で皆さんが私の後輩になってくれるのであればとてもうれしいです。
以上AIU四年生が相談会で伝えきれなかったことでした。(笑)
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願いが叶うなら
最後は過去3年と同じ見出しで締めますね。
願いが叶うなら。
究極の他力本願の願いとしては
日本語教員の待遇がもっと良くなること。
日本語教員の必要性が認められて、ちゃんと食っていける職業になってくれたら私としてはすごくありがたいです。
自分で叶える願い≒目標としては
そんな社会で、夢と現実をすり合わせながら
自分の納得する将来像を見つけること。
世の中すべてが思うように回っていくわけじゃないけど、でも生き方なんて何通りもあるんだとこの一年出会った人たちは教えてくれて。
その中で自分にとっての最適解を見つけたいし、自分が選んだ道を最適解にするような歩み方をしたいです。答え合わせはたぶん3年後くらいですね。
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以上が4年目の本音ブログでした。
今は昔ほど心に黒いモヤモヤがないので、
そんなにエモーショナルではなかったかな?笑
(お時間あったら一年生の本音覗いてください。
泣きながら書いたやつ。パンチ強め。🥲)
そんなところも4年目の成長ってことにさせてください。読んでくれた方ありがとうございました😊
最近秋田は涼しい超えて寒くなってきました。
皆さん体調管理にお気をつけください🍀
Hasta Pronto!! テディベア🧸