「本当は純粋で無垢な人が多いのでは?」TV STAR セルフライナーノーツ
正直、『TV STAR』のオケを初めて聴いた時の感想。「この明るく弾んだトラックは今まで通りのスタンスでは太刀打ちできないなア。」…。
だからこそ、今までは実体験をもとに(主に何らかの悩み)歌詞を書いてきたわけだが『TV STAR』は一言で著すと「言葉遊び」。相谷レイナの新しいステップに繋がれば良いな、なんてことも思いながら、単語の羅列で遊びながら自分の中の「架空のTV STAR」について言葉を連ねてみた。
ただ「架空のTV STAR」とはいえ、何人かのロールモデルはいる。
18歳で初めてお客さんにチケット代を頂くライブをして、かれこれ8年間音楽表現と向き合ってきた。その中で出会ってきた人たち。数えてみるとどれくらいになるだろうか。演者、そしてそれを支えてくれる裏方さんたち、応援してくれる尊い人たち。
出会った演者さんの中には、最初は隣り合わせの楽屋、近くにいたのに、いつしか遠い存在になっていった方もいる。8年と言うのはそれくらいのことが有り得る期間なんだと実感させられ「私も早く…!」ともどかしい気持ちになったりもする。そんな方々がある程度ロールモデルになっている。
テレビで活躍する人は所謂「芸能人」で、画面を通して見るからなのか、テレビで見れば見るほどに隔たれた世界の住人のように感じる。でも、私が仕事で出会ってきた「テレビによく出ている人」「たくさんのファンに愛されているスターのようなアーティスト」は、お話を聞けば聞くほど無垢な心を持っていて「ただ純粋に真剣にエンターテインメントと向き合う」「面白いことをただただ追求する」そんな人たちだった。ブランディングや計算だって勿論してきただろうし、頭の回転が早い人が確かに多かったけど、それ以上に童心を忘れない無垢な心を持っているのがTV STAR。だから愛されて(時には人たらしとも呼ばれて)、運も味方して、気付いたらスターになっているんだろうな。SNSで簡単に誹謗中傷できてしまう、便利すぎる大変なこの世の中でも、どうかTV STARという稀有な存在/才能が、悩まずに突き進み、棚からぼた餅な大仕事がまた降りかかって幸せになれますように。
フィクションのようでノンフィクション、ノンフィクションのようでちょっぴり実話。
それが「架空のTV STAR」について言葉を連ねた相谷レイナの新曲『TV STAR』となります。
『TV STAR セルフライナーノーツ』終
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昨日配信がスタートした『TV STAR』聴いて頂けていますでしょうか?
本作から始まる11月4週連続リリース。
どの曲も自信作なのは勿論のこと、全曲テイストが違うのも面白いと思います。調味料みたいにどれも違ってどれも良くてどれも重要。そんな感じです。
楽曲も合わせて宜しくお願い致します!
あとnoteの機能「スキ」を押していただけるとランダムでメッセージと写真が表示されるように設定してみました。(1枚すっぴん写真を混ぜる、という謎の遊びも始めました。よければ!^ ^)
2020.11.04 Release
8th Single『TV STAR』
Lyric Aitani Reina
トラック PellyColo
・iTunes
『相谷レイナ』で検索🔍してみてください
・Spotify
https://open.spotify.com/album/7cyKf7kcIVE0VY4sEUMuiM?si=imsFYGUnT_C-RHg1fNxYNA
・Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/tv-star-single/1537345174
他配信サービスでも聴いて頂けます。
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