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EdgeTech+2022 登壇報告

EdgeTechとは

「事業変革期を迎えた今、エッジテクノロジーに新たなプラスで顧客起点の価値創出を実現するイベントへ」というコンセプトのもと、「事業変革を推進するための最新技術とつながる総合展」へと進化し、名称もET&IoT展からEdgeTech+2022に改められ開催されたこの展示会。
2022年11月16日(水)~18日(金)の3日間、パシフィコ横浜の展示ホールにて開催されました。

展示会というと技術製品の紹介やデモンストレーションだけかと思いがちですが、出展対象分野には「リスキリング/ソフトウェア人材教育」もあり、まさにAITACとしては絶好のPRの機会となりました。

AITACは展示会場内セミナーで登壇

会期初日の11月16日、展示会場内に設置された展示会場内セミナー会場にて、カリキュラム委員長である関谷先生(東京大学 大学院情報工学系研究科 教授)が講演を行いました。

講演タイトルは「サイバーフィジカルシステム実現に不可欠なITアーキテクト人材の重要性とその育成」

なぜITエンジニアではなくITアーキテクトなのか。とても興味深くそしてAITACの目指す人材育成について語っていただきました。

サイバーフィジカルシステムは現実世界とサイバー世界が緊密に統合されたシステム

まず初めに講演タイトルにもなっている「サイバーフィジカルシステム」とはという概念から話はスタート。
現実世界での「データ収集」とサイバー世界の「データ解析」「情報活用」の関係性を挙げながら、サイバーフィジカルシステムの説明をわかりやすくしていただきました。
また、AI化が進む世の中で、「AIによるセキュリティ」と「AIを守るセキュリティ」という話など、聴講者が関谷先生の話に引き込まれていくのがわかりました。

ITエンジニアではなくITアーキテクトを育成するAITAC

サイバーフィジカルシステムを構築するだけでなく、それをどのようにしてサイバー世界で運用・管理し、現実世界に反映させていくのか。
そこには、システムを創れる人、つまりITアーキテクト人材の存在が不可欠と言います。
そしてITアーキテクト人材を、関谷先生はこんなふうに表現しています。

続けて、AITACが育成を目指すエンジニアをこのように3つ挙げています。

このようなエンジニアを育成するAITACのカリキュラム

EdgeTech+2022のテーマの一つにある「リスキリング」ですが、まさにAITACが提供するカリキュラムも、エンジニアの皆さんにとってのリスキリングの一助になります。

AITACのカリキュラムは大きく3つのステップに分かれており、エンジニア志望の方だけでなくエンジニアとしてキャリアを積んだ方でも、新たな視点と新たな学びを得られる内容と構成になっています。

しかしながら、エンジニア育成のカリキュラムと大きく異なり、特定分野を学ぶのではなく、コミュニケーションスキルにも目を向けた構成で、特徴としては次の3つです。

 1:あくまでも「アーキテクト」を⽬指したセミナー要素
 2:特定の分野のプロフェッショナル育成ではない
 3:技術を俯瞰できる「素養」を⾝につけることが⽬的

AITAC の特⾊

最後に、AITACの特色を整理してこの記事を終わろうと思います。

AITACでは、「⾼度IT 化に対応できる⼈材の育成」「「アーキテクト」できる⼈材の育成」「現在のIT 技術を俯瞰して学べるセミナー」を特色として、AIやIoT、セキュリティといった個々の技術やシステム構築の技術を座学と演習のセットで学べる事がまず初めに挙げられます。
また、学び直しとしても十分に役立つ内容で、既存のエンジニアの皆様にとってもリスキリングにも最適な内容です。

年間を通じてステップを経て段階的に学べるAITACのカリキュラム、ぜひ受講を検討してみてはいかがでしょうか。

一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会(AITAC)

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