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杉下右京「許されませんよっ!!!」

相棒始まりましたね!!
season21ということで、僕の歳よりも一つ大きいということにとても驚きましたし、多くの人に愛されてきたドラマだということが再確認させられました。

そしてなんと今回の相棒は初代相棒でもある亀山くんということで、亀山推しの自分としては期待十分でした。

余談ですが、相棒は今まで
「亀山(かめやま)」→「神戸(かんべ)」→「甲斐(かい)」→「冠城(かぶらぎ)」→「亀山(かめやま)」
という変遷を辿っており、全員名前が「か」から始まっているんですよね。この規則性はドラマ公式から言われていたものなのか結構有名だったんですが、僕はかつてもう一つ規則性を見つけており、同じく相棒ファンの母によく言っていました。
甲斐くんまでの名前が、4文字→3文字→2文字と公差-1の等差数列になっていたんですよね。
だから冠城くんが発表されるまで次の相棒は「か」くんだ!と豪語していました。
残念ながらその予言は儚くも外れてしまいましたが…笑

無駄話はほどほどに、今シーズンの「相棒」は、かつて亀山くんが警視庁特命係をやめて飛び立ったアフリカに位置するとされる架空の国「サルウィン」の情勢が大きく関わっています。

亀山くんは日本を出た後、サルウィンで学校の校長などをして現地の教育に関わっていました。
そこでの教え子「アイシャ」が反政府組織のリーダーとして旧政府に勝ち、サルウィンの民主化を手に入れたという設定です。

新しい権力下で国家運営していくにあったって、日本に親善使節団としてアイシャや亀山くん一向が来日し、亀山くんはかつての上司である杉下右京さんに再会したというあらすじです。

もちろん相棒ですから右京さんの近くには事件が起きるわけです。
「アイシャを殺害しなければ、亀山くんの後に日本に向かっていた美和子さん(亀山くんの奥さん)など約150人が乗った飛行機を爆破する」という脅迫文が亀山くんなどに送られます。

結論は控えますが、完全にトロッコ問題ですよね。よくある思考問題です。
途中、亀山くんがアイシャの殺害をほのめかしたシーンがありましたが、右京さんはそれに反論できないと言っていました。

正直これには少し驚きました。
いつも何があっても殺人はおろか、犯罪は絶対に許さないという信条の右京さんが、150人の命がかかっているとはいえ、一人の犠牲を否定しなかったのはびっくりです。
この自身の手を汚してでも多い方を救うという選択は、人間の「感情」と「論理的思考」の対立ではなく、双方が重なって存在する極めて人間臭いものだと思います。
右京さんの人間的な部分が垣間見れた部分かもしれませんね。

ちなみに僕なら「個人の運」と割り切って、自分はその事件に干渉せず静観するという結論を前に考えましたが、実際家族が関わっているなどの状況になったらどうなるかわかりませんね。

という感じで、相棒21の初回を記念してちょっとした感想文を書いてみました。
明日大学の実習で使うコンピュータの扱いをまだ把握していないのに、こんなのを深夜に書いていて良いものかと現在考えていますが、
明日になればなんとかなるでしょう!!!!!!笑笑

さっ、寝ます。

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