「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」てぃーち（#1）〜初回が面白かったので、原作を一気買いした〜
ここのところ資格の勉強が佳境なので、全くnoteを更新している余裕がない。ただ、たまたま息抜きで見た「沖ツラ」（沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる）の初回が面白かったので、原作を買ってみた。
東京から沖縄の学校に転入してきたてーるーこと中村照秋。目下の悩みは、気になるクラスメイト・喜屋武さんと“上手く”話せないことだ。喜屋武さんはバリバリの“うちなーぐち”。てーるーは何を話しているのかすら理解できずにいたのだ！ そんなてーるーにも手を差し伸べてくれる人がいて……。
異色の異文化ラブコメ
沖ツラは沖縄県うるま市が舞台の青春異文化ラブコメ。東京から沖縄の高校に転入してきた主人公「てーるー」は、クラスメイトの喜屋武さんが気になるが、うちなーぐち（方言）がすごすぎて何を言っているか分からない。そのうちなーぐちを通訳してくれる「かーなー」は、実はてーるーのことが好きで…、という話。
アニメは実際のうるま市の風景が出てきて、海の風景が癒される。話は「うちなータイム」（沖縄特有ののんびりした時間）らしく、ゆるゆると進むのが楽しい。
喜屋武さんの方言が出るたびに言葉が画面に流れてきたり、効果音の最後に「しょぼんちゅ」とか「ちゅ」がつくのと、あと解説で出てくるシーサーが可愛い。それに所々でアニメや漫画のパロディが出てくるのもいいアクセント。
原作者は沖縄愛で移住
個人的に元々沖縄は好きで、何度か行っているのだが、沖ツラは非常に沖縄愛に溢れている気がする。実際、原作者の空えぐみさんは、沖縄の話が書きたくて、7年前に東京からうるま市に移住したんだとか。沖縄愛がすごすぎる。
沖縄県内では3局で放送
沖縄県内では非常に注目が高いらしく、なんと史上初の民放3局で放送するとか。関西ならMBSと関テレと読テレで同じアニメを放送するようなもので、いかに愛されているかが分かる。
主題歌は地元在住のHY
ちなみに主題歌は、名曲「366日」で知られるHYの「大大大好き」。HYもメンバー4人のうち3人がうるま市在住（もう一人も隣町）で、市の観光大使にもなっているという、まさにうるま市ネイティブ。そもそもがHYというグループ名の由来が、うるま市の地名「東屋慶名」（ひがしやけな）＝HYから来ているとか。こちらもうるま市愛がすごい。
さらにエンディングがBEGINの「島人ぬ宝」のカバー。昔よくカラオケで歌ったな〜。
原作もネタ満載で楽しい
で、原作漫画1〜8巻のうち、早速日本橋のまんだらけと駿河屋にあった1〜3、5、7、8巻を買ってきた。何となくだが、漫画は中古で揃えるのが趣味なので…。
キャラが可愛いだけでなく、沖縄ネタがこれでもかと盛り込まれており、巻が多少飛んでも気軽に読めるのがいい。
もうすぐ9巻も出るらしいので、これは新刊を買うつもり。夏アニメの「負けヒロインが多すぎる！」以降はあまり見ていなかったが、これは久々にハマりそうだ。