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勇気をふりしぼったら こんな光景が広がったよ♪
10年ぶりの同窓会が行われた。
それも小学校の。
前回みんなに会ったのは、なんと10年前。
受付を済ませ、名札をもらう。
会場を見回すが、誰が誰だかまったくわからない。
特に男子がわからない。
どうも男性のほうが変化が大きいようだ(笑)
お顔を拝見し、首に下げた名札を見て、ゆっくりと思い出す。
ああ、面影がある。
私は転校生
小学校3年生の時に転校した。なぜかというと、通っていた小学校が廃校になったからだ。
集客できずに、入学して2年足らずで廃校になっちゃいました。
欠員募集の学校を受験して、3年生から新しい学校へ転校しました。
私は、かなりやんちゃで、体も大きく(女子のほうが成長が早い)、力も強かった上に「転校生」。浮かないわけがない。
すでにふんわりとした輪がでいるところに、突然の最強ゴジラ乱入。
どんどん友達はいなくなり、そしてたった1人になりました。とても寂しかったです。
中学受験をして、それぞれが進学先を決めていく。
私の進学した学校は私1人だけが進学。
そして、小学校の同級生との交流は全くなくなりました。
この事件で、私は後悔と心痛の思いをずっとかかえることになりました。
ある同級生との出会い
卒業してから20年近くが経ち、子供を幼児教室に通わせることになりました。
子供を迎えに行くたびに、すごい素敵な美しいママに会うんです。
やがて、会釈だけから会話をする関係まで発展しました。もちろん子供通しが仲が良かったからですが。
ある日のお迎えの時、なんだか見たことがあるお顔のパパがいました。でも、どこで会ったかも思い出せずにいると、なんと娘が仲良くしてもらっているお友達のパパということが判明。
ご夫婦だったんだ!
「どこかでお会いしたような」から始まり、
「あれ?もしかしたら〇〇くん?」
なんと、小学校の同級生でした。
私の中のかたくなな「積年の思い」が少しずつ溶けていくような予感がしました。
同窓会のお知らせ
10年前の秋ごろにハガキが届きました。久しぶりに先生を囲んで会いませんか?の内容。
私の中の葛藤が始まりました。いろいろあった小学校時代。寂しかった思いでいっぱいになる。
「このまま関わらない」という選択と
「勇気を振り絞ってごめんなさいしてくる」
この問いは、何日も私の頭の中をグルグルしました。
〆切が近づいたころ、
「えーい、いつまでも悩んでたって仕方ない!あたって砕けろ!」
出席に〇をして投函。
往生際が悪いので、その後も「やっぱり出さなきゃよかった」なんて思い続けてましたが。(笑)
「勇気を振り絞ってごめんなさいしてくる」を選択してから、
同窓会準備にも少しかかわらせてもらいました。
当日、完全アウェー感満載の会場。
マイクを通して謝罪の言葉であいさつしました。
私の中での「第1ミッション クリア!」
「行動」できました!
そして10年後の同窓会
今ここで談笑している私が存在する。
「ごめんなさいしてくる」という「行動」をしたことによって大笑いしている。
「行動」しなかったら、永遠に参加できなかった同窓会。
「10年後どうなっていたいですか?」の質問を思い出す。それは、こういう「行動」をすることなのね。
そして、「気づく」のは、私が自分に足かせをつけてただけじゃないの?という思い。みんなはそんなことは思ってなかったのかも。
いや、でもあの「アウェー感満載」は確かに存在した、なんて思うけど、
今、笑顔の私がいるんだから、そんなこといいじゃないか!
自分の中でのわだかまり。
一歩踏み出せば、「なにか」が変わっていく。それは良いか、悪いかはどうでもいい。
動いてみようよ!
やってみようよ!
未来の自分のために。