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言葉の力

一橋大学名誉教授野中郁次郎先生の言の葉です。
『「書く」とは、意味を創造すること。本質を掴むために、変化の只中で自分の内面を見つめ、書くことを通じて身体化する』
身体化(somatization) とは、人が心の不安や心理社会的ストレスを身体症状のかたちで訴えることと言われています。
大学院、大学で3つのゼミを担当していますが、論文を書くということは、心にある社会的、組織的なモヤモヤ感をどのように課題化し、解決の方向に導くかということだと思うのです。書くことで問題を体内に宿し、その解決策としての課題を体外、対外的に表していけると思うのです。

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