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新たなプラットフォームの構築について:次期事業計画策定に向けて9

全国青年会固有の価値を具現化

タテ(卒会した会員、未来の会員)とヨコ(現会員)をつなげる視察研修・講演依頼プラットフォームを構築する

「次期事業計画策定にむけて4」において、全国青年会固有の価値を6つあげました。

そのなかで、20年以上にわたる福祉業界の一線で活躍している方が多数いらっしゃる、まさにそういった「人材の蓄積」というものが全国青年会固有の価値の一つではないかと書きました。

「世代間でのつながりが希薄」という問題意識

そうした人材の蓄積があるにもかかわらず、50歳で卒会という組織であるがゆえ、同世代や同期でのつながりはできやすいものの、世代が代わると途端につながりが希薄になる、ということが私の問題意識としてありました。

そうしたつながりが、多世代にわたって再構築できるような仕組み、プラットフォームがあれば、会員の皆さんのメリットになるのではないかと考えていました。

タテ(卒会した会員、未来の会員)とヨコ(現会員)をつなげる視察研修・講演依頼プラットフォームを構築する

会員の皆さんは、自法人において新規事業を計画したいとき、または事業や仕事での悩みがあるというときに、どうしますか?
私であれば、青年会の仲間の施設を見せていただいたり、話を聞きに行ったり、教えていただりしていました。

私自身、ここ10年ほど自法人で新規事業をする際に、その事業をやっている会員さんの施設を見せていただいたり、すでに卒会している先輩の施設を見せていただいたり、さまざまなアドバイスをいただいたりしてきました。

青年会会員同士のそういうつながりがあったからこそ、実現できたともいえます。

さらに会員OBのなかには、その法人でさまざまな先進的な取組や個性的な事業展開をされている方たちがたくさんいらしゃいます。また、その会員であったご本人もさまざまな専門性を有している方もたくさんいらっしゃいます。その専門性を講演や研修講師として力を発揮していただくためにも、そのことがすぐにわかり、依頼をかけれるような仕組みを構築していきたいと思っています。

まさにそういうつながりを可視化、具現化することは、全国青年会のこれまでの歴史、蓄積があればこそ、ではないかと思っています。


余談ですが、このプロジェクト名は、
出口治明さんの物事を正確に把握するために大切なことは、
「タテ(歴史、先人の知恵)・ヨコ(世界)・算数」
という言葉からいただいています。



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