わけのわからない話
最近、コルクラボというものに参加している。「ネット時代の編集者」を学ぼうみたいなサロンだ。
そこで読んだ本、糸井重里さんの「インターネット的」の中で、”ファーストフード店で女子高生が繰り広げるとりとめのない話は、わけのわからないことだけど、大切なことらしい。それは彼女たちの「想像力」がめぐらされてるから。一見意味のない、わけのわからないことも、考え続けると面白い。”という一節があった。
それについて、チームの23歳の女の子が書いてくれた感想が面白くて、
”最近面白かった、わけのわからないことの会話「雛人形って、うちらが親になったら、絶対飾らないよね」という話題。友人4人と話してるとき、ふとそのうちの一人がそう言った。私たちの親世代は、3月になると雛人形を飾る。あれは100万するらしい。出すのも片付けるのも大変なのに、よくやるよね。という会話。なんでなんだろうね。という、当たり障りのない会話が、本当に深い結論に至ったりする。”
というものだった。
確かに雛人形について考えてたらきっと家族についてとか日本人の変化についてきっと面白い考察が生まれたりするんだろうな。
私がそういうわけのわからない話をしてそうって思う大人版の集まりの勝手なイメージは、レモンサワーと焼き鳥とか、ハイボールともつ煮みたいな、ちょっとうるさくて、隣の人とも席が近くて、安いけどごはんが美味しい居酒屋で、3~4人くらいでしてる飲み会。(あれ?たられば?)私もそういうしょーもない飲みがわりと好きです。
みんな何の話してるんだろう、と思って
仲良い先輩後輩のlineグループに、「最近飲んだ時なんの話しました?」と送ってみた。
帰ってきた回答は、
・下ネタはどこから下ネタなのか
・ネズミ講にはまる人は明るくて意識が高い
・周りがスピりだす現象(スピリチュアルなものにはまりだす)
・マウンティングしてる人をバカにするマウンティングについて
・整形を失敗して乳首がなくなった人の話
・叶姉妹の乳首の話
・満島ひかり好きって言う男はだいたいちょっと前までは麻生久美子を好きって言ってた法則
・麻生久美子好きって言ってるやつ、本当はだーりお(内田理央)が好きな法則
・いやいや、星野源好きって言ってる女も本当は岡田将生が好きやろうが!
などでした。
ひどい。(そしてだいたい酔っ払っているのでもし深い結論に至ったとしてもあんまり覚えてない)
すごい飲みに行きたい。