毎週火曜日更新 AI Samurai あんちょこ Vol.19
類似文献評価システム―AI Samurai―を
使いこなすためのTIPS
株式会社AI Samuraiカスタマーサポート担当の北村智美と申します。弊社のプロダクトである、「類似文献評価システム―AI Samurai―」をより深く、より効率的に利用していただけるように、システムのサポート機能を中心に操作のコツ(TIPS)をご紹介させていただくための記事を配信しています。(毎週火曜日)
「Samuraiの世界観」
ご存知のとおり弊社の社名は「AI Samurai」で、提供しているサービス名も社名と同じく「AI Samurai」です。社名は2019年1月に旧社名「ゴールドアイピー」より改名し、プロダク名もα・β版で利用していた「IP Samurai」より正規版の発売を機に「AI Samurai」と改めました。一貫して「Samurai」の世界観を崩さぬよう、プロダクト作りをしており、所々に「Samurai 精神」を感じさせるアイテムが隠れています。このnoteの第一回目でご紹介した「エレメントカッター」もその一つです。そして今回ご紹介する「調査戦略」もそのネーミングに「Samuraiの世界」を連想させるワードである「戦略」を入れています。このような遊び心を随所に取り入れるセンスは弊社の強味の一つではないかと思っています。それでは「AI Samurai」における知財調査にて、この「調査戦略」がどのような「駒」となって作用してくれるかご説明したいと思います。
「調査戦略」とは
「調査戦略」とはユーザが任意で、「検索範囲」 と「類似性判断」の基準を設定できるサポート機能です。検索範囲 は、「請求項」「請求項・要約」「全文」の3段階のいずれかを選択して分析範囲を指定します。類似性判断の基準は、「控えめ」「標準」「積極的」の3段階より指定します。質問を受けることが多い、この「類似性判断」基準について少し補足説明します。例えば「積極的」を選択すると、関連語句の対象を増やし調査範囲広げるイメージになります。調査範囲を広げて類似文献を見つけてくれるメリットがありますが、その半面調査範囲を広げた結果として、「ノイズ」を多く含んでしまう可能性もあります。そのため、前回のキーワードの選定のように、調査結果と対比させながら調整していくことをお勧めします。尚、デフォルト設定は、 先行技術調査・無効資料調査は【全文・控えめ】。 クリアランス調査は、【請求項・控えめ】の組み合わせでセットされています。添付の動画にてさらに詳しい説明をしています。ぜひご視聴下さい。
【操作方法】
①調査対象のデータベースを選択し、「発明の内容」に発明の内容を文章で入力(30文字以上5000文字以内)
②「調査戦略」までスクロールダウンし、
◆検索範囲 :(請求項、請求項・要約、全文)の3段階より、分析範囲を指定します
◆類似性判断:(控えめ、標準、積極的)の3段階より類似性判断基準を指定します
※ ポイント(●)でクリックをすると、分析範囲、類似性判断基準が指定できます。
※デフォルト設定
◼ 先行技術調査・無効資料調査:【全文・控えめ】
◼ クリアランス調査:【請求項・控えめ】
③「調査」ボタンをクリックすると調査開始
次回は20回目です!
さて早いもので次回は20回目の投稿です。また「先行技術調査」が搭載するサポート機能も次回の「補足情報」でひととおりご紹介が終わります。いかがだったでしょうか?皆さんの「AI Samurai」に対する興味や理解度が少しでも上昇したのであれば、ライター冥利に尽きます。それでは次回は4連休の最終日ではありますがnoteは配信予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
執筆者プロフィール
北村智美
神奈川県出身。立命館大学産業社会学部産業社会学科卒業。
航空会社の地上職、大学病院の教授兼医局秘書を経て、2018年に(株)AI Samuraiへ入社。2019年9月よりカスタマーサポートを立ち上げ目下奮闘中。
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