毎週火曜日更新 AI Samurai あんちょこ Vol.14
類似文献評価システム―AI Samurai―を
使いこなすためのTIPS
株式会社AI Samuraiカスタマーサポート担当の北村智美と申します。弊社のプロダクトである、「類似文献評価システム―AI Samurai―」をより深く、より効率的に利用していただけるように、システムのサポート機能を中心に操作のコツ(TIPS)をご紹介させていただくための記事を配信しています。(毎週火曜日)
夏休みですね…
8月も半ばに入り先週末からの3連休と、今週のお盆期間で夏休みの方も多いのではないかと思います。お盆を過ぎると夏の終わりを感じます(残暑は厳しいですが)。筆者の通っていた高校はセメスター制を導入していたので、夏休みが終わった途端に前期の期末試験でした。恥ずかしながら教科書は夏休み中も教室に「置勉」のままの筆者でしたが、お盆期間が終わる頃になると、じわじわと期末試験のことが頭の片隅をよぎっていたことを思い出しました。
あんちょこ「夏休み特別企画」
さてこの「あんちょこ」も残りの8月3週分を「夏休み特別企画」として、通常と趣向を変え「AI Samurai」のメイン機能の操作方法や調査のTIPSから少し離れて、オプション機能をご紹介したいとます。紹介したオプション機能についてご興味をもっていただければこの上なく嬉しいですが、「えーこんなこともできるんだー」と軽い感じで読んでいただければと思います。取り上げるコンテンツは、1週目・2週目は「AIコラボ検索」、3週目は「実績(AI Samuraiの機能の使用状況一覧)」を予定しています。
「AIコラボ検索」とは
早速「AIコラボ検索」について簡単にご説明します。「AIコラボ検索」とは読んで字のごとくAIと人がコラボする機能ですが、正確にはAIが生成した類似文献を抽出するための「検索式」を人手による編集が可能な機能です。従来の「AI Samurai」ではブラックボックスになっていた「どのように類似文献を選定しているか」というカラクリの一部を可視化したと言えます。具体的には、
(A) AIが類似文献を抽出する仕組みを可視化して検索式を自動的に生成 (B) 検索式の自由入力による検索(従来の知財調査システムのスタイルを踏襲し、検索式をユーザーが自ら直接入力する方法) (A)+(B) AIにより自動生成された検索式をユーザーが編集して検索(AIと人のコラボレーションによる検索)
の3パターンの利用方法があります。今回は(A)の検索式の自動生成についてご紹介します。操作方法は毎度のごとく至ってシンプルです。「発明の内容」を入力し、「検索式生成」ボタンをクリックするのみ。たったの2ステップです。必要に応じて、入力サポート機能を利用します。
検索式を自動生成してみましょう!
【AIコラボ検索 ①検索式生成】 ① 検索対象のデータベース(日米中)を選択し、「発明の内容」に発明の内容を文章で入力する。(30文字以上5000文字以内) ②「検索式生成」ボタン をクリックすると検索式の生成が始まる。 ③「発明の内容」に入力した情報をエレメント(構成要素)に分割し、検索式を自動で生成する。検索式は、修正・追加などの編集が可能です。 ※編集方法については次週説明。 ④「検索」をクリックすると、検索が開始します。
特許調査の「敷居」を低く
特許調査の敷居の高さの原因の一つとして、検索システムを利用する為に必要な「検索式作成」に必要な知識や経験そしてコツを習得することが考えられますが、この「AI コラボ検索」では入力された「発明の内容」を基に自動で検索式を生成し、ユーザーへ提示します。「AI Samurai」が「こんな感じはどうかな」と、回答例を提案してくれるイメージです。何とも気の利いた機能ですね。次回はステップ2でこの回答例(自動生成された検索式)のカスタマイズ方法を伝授します。
執筆者プロフィール
北村智美
神奈川県出身。立命館大学産業社会学部産業社会学科卒業。
航空会社の地上職、大学病院の教授兼医局秘書を経て、2018年に(株)AI Samuraiへ入社。2019年9月よりカスタマーサポートを立ち上げ目下奮闘中。
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