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【人間考察】ラッキーな人とアンラッキーな人の結婚生活はどう違うのか

こんにちは。今日は衆議院選挙2024の結果一色という週明けですね。
結果をどう判断するか、誰の責任か、など各メディアはこぞって報じていますが、なにごとも「言うは易く行うは難し」だと思います。
つまり、口で言うなら誰でもできるけど、まずは行動する人に日本を託すのが選挙であり、選挙に行かない人、または立候補していない人が文句を言うのは本当に無様だなぁと見ていて思います。

ところで私達、自称「晴れ夫婦」で「ラッキーな夫婦」とよく言っていて、本当に行った先々で晴れるし、ラッキーなことがよく起こります。
天気なんて人ひとりの影響で変わるわけないじゃん!と思う人も居るでしょうし、ラッキーもアンラッキーも考え方次第!という冷静な見方もありますが、そこら辺のことも含めて、何が違うのか?を解説してみたいと思います。

このコラムでは、日々、「幸せってなんだ?」とか「結婚って幸せなのか」ということを書いていますが、色々な表現で何度でも解説することによって、これを読んでいただいている人にも少しずつ伝わるのかなぁという期待を込めて、おさらいも含め、また新しい内容も書いていきたいと思います。

幸せとはいったい何なのか?

人間は誰しも「幸せになりたい」と思い、欲求を満たしながら自己実現をしていくもの。
では、幸せとはいったい何なのでしょう?

幸せの定義は人それぞれです。人生には多くの事象が複雑に絡み合っているので、幸せが何かと一言で定義することは容易ではありません。
そして、物でもなければ、絶対的な何かでもないのです。
ということは・・・幸せってなに??

◇幸福とは脳内物質のこと
人間の思考や知能・感情などの多くは脳によってもたらされています。
多くの専門家が、人が幸福を感じている時の脳内を調べたところ、主に3つの物質が多く分泌されていることがわかりました。
それが、
セロトニン / オキシトシン / ドーパミン という物質です。

絶対的で普遍的な「幸福」という定義がない以上、「幸福」は脳内から出ている物質によって感じるものと考えるのが最も効率的かもしれません。
ただし、この分野についてはこれまでも多くの研究がなされている中で、まだ明確な答えは出ていないようです。

◇セロトニン
セロトニンは、健康の幸せ物質として体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つ。
人間の睡眠や食欲に大きな影響を与え、ストレスによるイライラを抑えて心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、『幸せホルモン』とも呼ばれます。
※厳密にいうと、セロトニンは「ホルモン」ではなく、ただの呼び名としてホルモンとついているだけ。

《こんな時に分泌されます》
体調が良い、気分が良いという状態/太陽の光を浴びた時/自然の中にいて気持ちが良いと感じた時/おいしいものを食べた時/運動(特にウォーキングなど一定のリズム運動)をした時/休憩していて「リラックス」「癒される」「ホッとする」「のんびり」した時

◇オキシトシン
オキシトシンは、愛情ホルモンと呼ばれる神経伝達物質の一つ。
脳の視床下部で産生され、脳下垂体に運ばれることで作用します。
また、「社会脳」とも呼ばれる偏桃体にも働きかけ、恐怖という感情を抑え、他人に対する信頼感や親近感を与える機能も果たします。
  
《こんな時に分泌されます》
感動した時/家族や仲間とのコミュニケーションをとった時/コミュニティへの帰属意識から安心感を得た時/感謝した時/親しい人とスキンシップ(マッサージ、見つめ合う、抱擁、ハグ&キス)した時

◇ドーパミン
ドーパミンは、達成の幸せ物質といわれ、脳の側坐核(そくざかく)と言われる全脳に存在する神経細胞から分泌されている神経伝達物質です。
快感や多幸感を得る、意欲を作ったり感じたりする、運動調節に関連する機能を担うホルモンのひとつです。
  
《こんな時に分泌されます》
運動(有酸素運動)した時/称賛、承認された時/目標を達成した時/報酬への期待を感じて動く時/趣味に没頭している時/物欲、金銭欲、名誉欲、性欲、食欲等を満たした時

つまり、幸せは物でもコトでもなくて、何かをした時に脳内に分泌される物質によって得る感情の一つ、なんだと思います。
ですので、「私は幸せじゃない」と、幸せという得体のしれない感情で断定するのは間違いだということです。

幸せになりたい、という人は何が足りないのか

脳内物質で得られる「幸せ」という感情には、物質によって違いがあります。

◇セロトニン・オキシトシン
体調が良いとか、美味しいものを食べたとか、大好きな人とスキンシップを取ったとか、そういうことで得られる幸せ感なので、わざわざ自分から掴みにいかなくて、何もしなくてもそこにある感覚そのものに着目できれば、得られる幸せ感です。
そして、幸せ感は長続きしやすいです。

◇ドーパミン
これは、頑張ったり、何か行動を起こすことによって得られる幸せ感なので、自ら行動を起こすことが必要になります。
ただし、この幸せ感は長続きせず、すぐに失われるため、次から次に行動を起こし、頑張り続けなければならないので、注意が必要です。

そして、様々な幸せを感じるには、最も重要なのは 順番 です。

◇順番が重要
多くの現代人は「セロトニン・オキシトシン」の幸せをないがしろにして、「ドーパミン」の幸せを追いかけがち。
寝食を忘れ、昇給や昇格を目指し、家を空けて仕事に没頭したことがあるビジネスマンは少なくないでしょう。

ですが、幸福感を永続的に得るためには、適切な順番があるのです。

◇セ→オ→ドの順番
まずは健康のセロトニン。次に繋がりのオキシトシン。
これらを盤石な状態にした上で、成功のドーパミン。

何かの達成や成功を追いかけ、それを実現させたとしても、その幸せは一定期間で失われたり、慣れてしまいます。
お金や地位は求めれば求めるほど欲張りになり、際限なく求め続けていくことで慣れてしまって幸福を感じなくなってしまうもの。

ドーパミン的幸福に比べて、セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福には慣れるということはありません。

幸せ不足の人にまず必要なのは、セロトニンとオキシトシンです。
日々忙しく、満員電車に揺られて出勤をし、仕事、仕事の毎日。自分を癒す時間はほぼゼロで体はガチガチ。夜も飲み歩いていて、身体も疲労困憊。日中は太陽を浴びることもなく、季節の移り変わりを楽しむことも無い、という状態であれば、やっぱり脳は幸せ物質を受け取る準備ができていません。
ですので、まずはセロトニンとオキシトシンを分泌できるよう、自分を癒す時間を作っていただきたいと思います。

※上記の図は、私が以前やっていた女性向けのオイルトリートメントサロンのコンセプトで、大事にしていた女性の生体バランスを一つの図にしたものです。睡眠、栄養が整った上で、仕事、恋愛といった「努力が必要なもの」があると、女性のココロとカラダはバランスが取りやすくなると思います。

ラッキーな人とアンラッキーな人の決定的な違い

1人で生活をしていると、自分のペースで生活をするので、自分のリズムがあります。
ですから、自分で自分を満たす方法をいくつも持っている人も多いでしょう。

でも、結婚生活となるとそうはいきません。相手があって自分があり、自分の思うようなペースやリズムでは生活を進めないこともあります。
結婚生活においてハッピーやラッキーをたくさん感じるには、秘訣がありますので、それをお伝えします。

ラッキーな人は起きたラッキーを口に出して喜び、アンラッキーな人は起きたアンラッキーを口に出して嘆く

まず、言葉です。
「せっかくの旅行なのに、台風が近づいていてアンラッキー…」と言うのか、「台風が近づいているというのに太陽が出ていてラッキー!」と言うのかで、捉え方が全く異なります。
私達夫婦は、「台風が私たちのアクティビティ時間を待っていてくれているから、この隙にやっちゃおう!」と言い、晴れ間の時間を見計らって海やプールに行きます。そして、しばらく太陽が出ていてくれるので、そのまま遊んじゃえ!となります。
でも、台風が近づいていることを嘆く夫婦だと、「せっかく旅行に来たのに寒いなんて…」と夫婦間でネガティブに言い合い、それが険悪な空気感を作り出します。
こういう夫婦の場合、夫婦不仲を作り出すのは、台風ではなく二人の言葉 なのです。

太陽が♡型!!これもラッキー

ラッキーな人は良い点を見て、アンラッキーな人は悪い点を見る

次に、視点です。
先月の旅行の時に海へ行き、日焼けをしすぎた私は、夜中に顔全体が腫れ、痛みで目を覚ましました。
次の日から太陽の下に行くのをやめ、しばらく部屋に閉じこもって、曇りになったタイミングで外出しました。
その間、夫は娘と一緒にプール三昧。窓を開けると娘の楽しそうな声がプールから聞こえます。
それを見て私は「夫が遊んでくれているおかげで、私は部屋でゆっくり出来てラッキー」と思います。
でも、アンラッキーな夫婦は「私が苦しんでいるのに夫は楽しそうにしてズルい」と思うでしょう。
相手が楽しそうな姿を楽しく見るのか、相手が楽しそうな姿は妬ましく見てしまうかで、捉え方が全く異なります。
夫婦不仲を作り出すのは、事実ではなく自分の捉え方 なのです。

ラッキーな人は相手の成長を喜び、アンラッキーな人は相手の失敗を喜ぶ。

最後に、思考です。
旅行では、何日間もプールで遊んでいたおかげで、娘の泳ぐ技術がだいぶ進化しました。
プールを習っているわけではなく、また夫も習った経験が無いので、すべて自己流ですが、水を怖がらずに楽しめるようになったことで、これからの遊びの範囲がまた広がりそうです。
娘も夫も自己流でクロールをして泳ぐ姿を見て、「自己流でもこんなに泳げるようになるなんて、親子の絆ってやっぱり良いなぁ」と感じました。
夫にそれを伝えると、「親が教えられることは全部教えよう」と嬉しそうです。
でも、きちんとした水泳教室に通った人からしたら、「あんなのは泳ぎじゃない。ただの遊びだ」となるでしょう。
アンラッキーな夫婦は「あなたも娘も中途半端にしか泳げないのね!ちゃんとネットで調べるなり、正しい泳法を学んだら?」というようなことを言うでしょう。
夫婦不仲を作り出すのは、喜ぶことがないわけではなく、何を喜ぶのかを間違えているから です。

ちなみにコレは、よくある「引き寄せの法則」にも書いてある内容です。
良い言葉を使い、良いものを見て、ポジティブな思考を膨らませよ、みたいなこと。
そして、引き寄せはすべて量子力学の分野なので、学問的に説明すべき内容なのですが、量子力学とはなんぞやを説明すると8時間あっても足りないくらいなので、また改めてこの部分についてはコラムを書きたいと思います。

まとめ

結婚生活は、1分1秒と同じものはありません。状況が目まぐるしく変わる日々の生活の中で、どんな言葉を使い、何を見て、どう感じるのかでラッキーとアンラッキーが分かれます。

そんなに簡単なことではないかもしれないですが、自分の言葉と視点と思考を今までと違う方法にしてみるだけで、アンラッキーな人もラッキーになれたりしますので、ぜひやってみていただきたいです。
そして、自分の言葉と視点と思考が変わると、確実に相手の言葉と視点と思考も変わってきます。それが夫婦です。だからもっともっとラッキーが起きるのです。

そして、結婚をしたい、もっとラッキーな人生にしたいという願望も持っている人は、私たちがお力になりますので
私はラッキーだ。もっとラッキーになるために、結婚をしたい
私の周りの人がラッキーなのは、結婚生活を楽しんでいるから。私も楽しい結婚生活を送りたい!
最高のパートナーと結婚をしよう

と言ってみてください。
素直な気持ちを口に出すと、その言霊が現実化します。

私達aisaito(アイサイト)は、結婚が第二の幸せな人生のスタートになるよう開業した「結婚と結婚生活相談所」です。
幸せな結婚をしたい方、結婚に憧れがあるけどどうしたら良いか分からない方、ぜひご連絡くださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

aisaito主宰 武嶋愛

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