目指した技術が別の人の手によって完成しようとしているという話
私の知人の中には、私とは大きく別の理由で宗教嫌いの者がいた。
まず、ソイツ曰く、宗教が「ダメ」ということについては、全く信用しない。
例えば、生命の冒涜に繋がるとか、そういった宗教的な文言には、強く反発をするというところがあった。
例えば、DNAやクローンの研究に関して、宗教関係が妨害するようなことを述べているのを見かけたことがいるが、正直、宗教とは、所詮は、どれも「カルト」で、自分らは、過去に虐殺をやっておきながら、人には説法を垂れる詐欺師と考えているため、まったく持って、「邪魔者」としか思っていなかったらしい。
実際に、何も起きていないにも関わらず、ぐちゃぐちゃ言っているア〇な「たまなし野郎」の集まりだとか言っていたわね・・・。
さすがに、ひいたけど、宗教のア〇さを知っているから、正直、その知人の言葉は別にそれほど、過激とも思わなかったわね。
それで、何がしたかったかというと、ソイツ、DNAを用いて、臓器の複製ができないか?と思って生物系の学科を目指したらしい。
というのも、ソイツの祖父が本来なら助かる可能性があったにもかかわらず、助からなかったという経験があったらしい。なんか、臓器絡みで。
そういうことも踏まえて、ドナーを得るのは、どのみち運だ。それなら、自分の体で、臓器を複製する手段があれば、ドナーを待たずに、助けられる命があるのではないか?と思ったらしい。
普通なら医学系に進みそうなものだけど、ソイツ曰く
「医学部は信じられない。やるなら、生物学といった科学サイドのところでなければ。第一、医学部は医者を育てるところで、研究者を育てるところではない。なら、生物系に進んだ方が研究に従事できる可能性は高い」
とのことだった。
いや、さすがに、それは言いすぎかなとは思うけど・・・。
ただ、まあ、ソイツが関わってるわけではないけど、結果的に、こういった研究は確かにあったらしい。
その分野には、本人は関われなかったみたいだけど、えーと、まあ、実際に、そういう技術が実用化されつつあるのだから、よかったんじゃない?(小並感)
なお、それ以前は、宇宙に万能の賢者の石があるとかで、宇宙飛行士を目指すとか、どう考えても、厨二をこじらせたような感じだったのだけど・・・。いやいや、なんで、宇宙に賢者の石があるなんて思ったんだよ。海の底とか、火山の中なら、異世界ものを読みすぎだと突っ込めたんだけど。なぜか、宇宙・・・。
と、まあ、そういう厨二な知人もいたわけ・・・。
なんか私の周りってやたらとキャラの濃いのが集まってきたんだよね・・・。
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