おはようございます。こんにちは。こんばんは。Airyです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。Airy(エアリー)です。
Airyは私の好きなサックス奏者の渡辺貞夫さんの曲名を拝借しました。
軽やかなこの言葉が好きです。
私は企業のバックオフィス業務に従事しています。プロジェクトが常に動いている状態で、時にリードし、時に考えを形にし、上に下に社外に挟まれもまれている典型的なバックオフィスの人間です。ホスピタリティ精神はもっているため(なのでバックオフィス業務ができています)仕事の息抜きにみなさんが、話しかけてくれることがバックオフィス冥利につきるなぁと思いつつ、日々勤労しています。
マインドフルネスについて
私はマインドフルネスのプラクティスを2020年から始めました。MBSR (Mindfulness Based Stress Reduction)の8週間コースを受け、5日間の沈黙リトリートにも参加しました。学び始めて約4年が経ちましたが、まだまだ心身や脳が乱れることも多く、その度にプラクティスに戻るlearnerです。そして、一生learnerなのだとも思っています。
マインドフルな日々を
日々をマインドフルに過ごすように意識を向けていく瞬間や練習、また、マインドフルな体験を一緒に見つけ、気づきを共有していきたい、そのような機会を設けていきたいです。
マインドフルネスとの出会い
私がMBSRに出会ったのは、自身の病気がきっかけでした。6年間に3回の手術(全て違う疾患)。退職と転職の繰り返しをしていました。もう治っただろうからやっときちんと働ける、と思った矢先、働くどころか、普通の生活も送れない状態になった3つ目の病名の宣告。医師からは命の危険を直接伝えられました。(びっくりしないでください、とは言われたけど、カジュアルに宣告されるのですね。)
この疾患は投薬治療がほぼ効かない、臓器を摘出することが治癒に繋がるとの説明で、命の危険もあるとのことで、即手術となりました。手術が成功し、少し療養すれば治るのだ、と思っていたけど、そんな簡単には治りませんでした。
命は繋がったが、吐き気発作(これが一番しんどかった)、胃腸障害、頭痛、ありとあらゆる症状が私を襲いました。手術を受けた病院ではできることはない、とのことで、幼なじみが働いていた某病院の総合診療科でさまざまなアプローチをしていただき、精神の薬(抗がん剤の副作用対応用、とか書いてあった)も色々試したけど、諸症状は変わらず。結局一年半、ほぼ寝たきりでした。数十メートルの外出も困難でした。その間にいろいろな投薬治療をしたけれども、それ以外のアプローチはないのか、と調べて出会ったのがMBSRでした。
MBSRは慢性疼痛患者に対して行われており、MBSRと並行することで、投薬量が減少したなど数値データがあり、どうにか受講できないものか、と思っていました。(当時はアメリカのマサチューセッツ大学での受講が可能と私調べでは分かっていました)
渡米するのか、学費・生活費はどうする、と現実的な問題を解決できないまま、数値も正常に戻ると諸症状も全くでなくなり、社会復帰ができました。が、私の中でMBSRは心にずっと引っかかっていました。
2020年のコロナ禍、時間もできた私はMBSRを検索したところ、オンラインで、しかも日本語で受講ができることを知り、8週間コースを申し込みました。これが私の本格的なマインドフルネスのプラクティスの始まりです。
今、ここにいる・あることを意識する。
脳のぐちゃぐちゃが整頓されていく感覚に気づく。
そして落ち着きにつながっていく。
上述で、私はバックオフィス業務に従事していると書きました。マルチタスクさや優先順位付け、事務処理能力が求められます。それと元来の気質もせっかちです。今、ここにいる、なんて意識したことはありません。忙しい業界や忙しい街に住んでいますし、今より未来ばかり意識した人生だったと気づきました。(過去はあまり振り返らないタイプではあります)一言で生き急いだ人生でした。大学を2つ卒業したので、早く社会に出ないと、とか、早く病気を治さないと、とか、なんでもかんでも早く早く、という状態でした。
日常はなんでもマインドフルに過ごせる。が、
自分の行動一つ一つをマインドフルに行うことは可能です。歯をみがく、料理をする、お皿を洗う、洗濯物を畳む。私は自分がマインドフルに過ごせていないと気づいたら、まず普段の行動をマインドフルに行うことを試しています。ただ、何事も一人で続けることは難しい。
自分だけのために時間をマインドフルに使い、気づいたことをみんなで共有していく。その繰り返しがマインドフルに過ごすことに繋がると思っています。他者との気づきの共有を行うこと、これが財産になり、色々起こるけれども、その中でも希望や豊かな日々を自分で見つける力になります。
まだまだ私は勉強中です。自分自身のことをじっくり見つめる、自分の周りにあるものに意識を向ける、そこで気づいたことを共有する。そのような時間を一緒に過ごすことができればうれしいです。