「風邪の効用」
30代の時に初めて読んだ私の身体論の基礎となった本である。
整体という言葉を作った天才治療家であり思想家である野口晴哉の著書だ。
やっと実践的に自分自身の身体の変化を観察することができてきたので共有したい。
「風邪は治すものではなくて、経過させるものである。」
日々の身体の偏りや鈍りといったものの積み重ねが疲労や病気となって現れてくる。
風邪を病気として捉えるのではなく、身体の調整機能として捉えるということである。
熱があれば解熱し、咳がでれば咳止めなど現場対処的に行っていると、本来の目的である根本原因は解消されない。
「大きく壊れる前に小さく壊す」動的平衡 福岡伸一にもある。
今年の夏は気象観測が行われて最も暑い夏でした。
屋外の活動がメインのパラグライダーのレッスンは過酷なものでした。
私もかなりの熱中症対策をしていますが、今年は熱中症と思われる症状が出てしまいました。
疲労が溜まっている状態です。
9月も台風の影響で残暑も厳しい長丁場となりました。
急に秋の空気に変わり始めた頃から身体の異変が始まりました。
身体の大掃除です。
まずは腸の大掃除からです。
お腹が痛いというわけでもなく下痢です。
ほぼ丸一日かかりました。
いつもならこれで調整が終わるのですが今回はこれくらいでは収まりません。
そして悪寒です。
いよいよ風邪の始まりです。
ただ寒さだけではなく全身がビリビリと過敏な状態です。
調整が必要なところを隈なくサーチしているのだと思います。
次は発熱です。
発熱によって免疫系が活発化し、病原体との戦い、内臓の機能回復、こわばっているところが緩んでいくなど、体内ではあらゆるものがフル活動して寝ること以外にできることはありません。
寝ててもしんどい。
発汗もあり、水を多めにとっていましたが吸収している感じがなく、熱中症対策でストックしてある経口補水液を飲んでみると、「うまい」と感じました。
健康な時は感じないんですよね。
不足しているものはうまいと感じます。
熱がおさまってくると最後のお掃除です。
咳です。
咳って全身の筋肉を使ってすごい勢いで息を吐き出しています。
呼吸器系のつまりを逆流させ放出している。
今回は咳の期間が長かったです。
相当フィルターが詰まっていたのでしょう。
今回は、何か塊が2回出ました。
スッキリ。
やっと風邪が抜けた感じです。
自分の身体なので自己責任でお願いします。
無理はしないで専門家の手を借りることも必要です。
くれぐれもご自愛ください。
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