Helix Nativeのレビュー
前回の記事で書いたBrainworx Diezel Herbertのおかげで物欲メーターが振り切れたのでついにLine6のHelix Nativeを買っちゃいました。HX STOMPを持っているので399ドルが99ドルまで割引されるのでまぁ良いかな。
Helix Nativeとは何❔
POD2.0で有名なLine6のフラッグシップモデル。アンプモデリングの先駆けであるLine6が6年もかけて開発した技術を使って作られた高級マルチエフェクターです。Helix Floorのお値段はなんと約20万円。もはやアンプ買えちゃいますやん。
そのHelixのサウンドをプラグインで再現したものがHelix Nativeになります。20万もするマルチの音が出せるなんて夢のようです。
メリット
僕がHelix Nativeを買った一番の理由はHX STOMPのリアンプが面倒くさかったからです。ギターの音が気に入らなかった時にわざわざPCに繋いで音を作り直すのがストレスでした。「邪魔くさいからAMPLITUBEで良いや」てなってたんですよね。プラグインだと後から音作りが出来るのでミックスが楽になりました。
もう一つの利点はDSPの問題が解消されることです。HX STOMPだと処理の重いエフェクターを沢山使用することが出来ません。IRは1つしか使えないなど音作りに制限があります。しかしHelix NativeはHelix Floorと同じシグナルチェーンを組めるので音作りの幅はほぼ無限です。
あとLine6はアップデートでどんどん製品を進化させてくれる優良メーカーでもあります。特に3.0のアップデート内容が凄くてDIEZELのVH4やアコースティックシミュレーターの追加などユーザーが求めているものを提供する姿勢に好感が持てます。
デメリット
一番のネックは値段です。どんなに音が良くてもプラグインで399ドルは勇気がいる値段ですよね。あと最近のアンシミュ系のプラグインの中ではGUIが簡素です。AMPLITUBE5みたいなグラフィックの方が絶対テンション上がると思うんですが…。
試奏動画
前回の動画で作ったデータでHelix Nativeを鳴らしてみました。
Diezel Herbertで鳴らした動画のリミックスを貼っておきます。
こうやって聴くとHelix Nativeの方が聴きやすい音になってる気がします。ただ2100円でこの音出してくれるHerbertも良いプラグインだと思います。