宮城県 5パーク 8機種
仙台ハイランド☆☆☆ クローズ
初来園:2010/3/28 来園回数:2回
Maps:https://drive.google.com/file/d/1TtSYJdAv8c-5BRRPLyYUMU89x2KNPXUi/view?usp=sharing
2015年閉園。ほとんどの乗り物をサノヤス・ヒシノ明昌及び岡本製作所製が占めていました。
大小2つづつあったコースターに加えて、ある程度揃った一般フラットライド。
園の雰囲気や景観は場末感が否めないものでしたが、アトラクションのラインナップだけで言えば同県内の八木山ベニーランドにも勝るともいえるパークでした。
最終営業日となった2015年8月30日は終日雨天であり、ハリケーンコースターなどほとんどの屋外機種が稼働できないままの閉園となりました。
宙返りコースター☆☆
初乗車:2010/3/28 乗車回数:約10回
https://photos.app.goo.gl/dRu3x5YQooSsDnKA8
明昌特殊産業製の巻き上げ式往復ループコースター。
かつては国内およびアジアに複数存在したモデルでしたが、同園の閉園時点では既に北海道ルスツリゾートとここの2か所のみとなっていました。
最高速度90km/hの迫力はもちろん、他所と比べて優っている点としてその車両がありました。
オープン当時国内最高、最速を誇り、あまりに通過速度が速くムチ打ち症を多発したという東条湖ランド"ザ・ループコースター"より移設された、
その車両は、囲いが低くショルダーハーネスこそあるものの座席自体はむき出しに近く、特に先頭に乗車すると折り返しからの直進で
風を全身で感じることができました。この気持ちよさは、ルスツリゾートの同機や泉陽興業製の類似機"アトミックコースター"、さらには同機のモチーフになったであろうアントンシュワルツコフ製(独)シャトルループ(2020年現在ナガシマスパーランドなどに現存)をも上回ります。
2011/3/11 震災の影響により、このコースターの最期の日は突然に訪れました。4年間の運休を経て、同園は閉園。移設という話も全く聞きませんが、
どうかこの優れた車両を、ルスツリゾートに移設してもらえたら!とただただ祈る毎日です。
ハリケーンコースター☆☆
初乗車:2010/3/28 乗車回数:約10回
https://photos.app.goo.gl/gtgJsLeCwwUCPukXA
サノヤス・ヒシノ明昌製キャメルバックコースター。
2回のキャメルバックの後、水平ループをして終了というシンプルなレイアウト。
類似のコースを持つコースターとして2020年現在は何故か中国地方にかたまって、岡山県(鳥取寄りです) ヒルゼン高原センター ヒルゼンコースター、広島県(岡山寄りです)みろくの里 ミュージックゴースター
があります。
以前あったものとしては、北海道 サンタプレゼントパーク ダウンヒルコースター(名機との噂です)
愛媛県 梅津寺パーク キャメルバックコースター(閉園直前に来園しましたが終日強風運休 キレそう)
がありました。
さて、現存の2機に乗車したうえで改めて思うこと。ちょこんと降りてくるだけのラップバーでこれだけパワーのあるエアタイムは偉大だったということ。
ヒルゼン、みろく共にショルダーハーネスがあり、強い浮きがあっても楽しみきれない、カーブではちょっと揺れがある。そんな、本来サノヤス製
とあれば当たり前ともいえる要素すら欠点に思えてきます。それほどに、このハリケーンコースターは揺れが無くスムーズで気持ちいい浮きでした。
マッドマウス
初乗車:2010/3/28 乗車回数:約2回
https://photos.app.goo.gl/bpiN8vHJ47CQM1kg8
一般的なマウス系コースター。
H鋼のような旧型のレール(チャンネルレール)が使われており、筒状の新型レールのものよりカクカクとした挙動が味わえました。
こういったザ・旧型マウス!というコースターは、日本のコースターファンのほとんどが訪れる山梨県 富士急ハイランドにその最大規模と言える
ものがあったおかげで、誰もが共通認識として乗ったことがある種類のコースター、と位置付けられてきましたがそれも今は昔。
ドラゴンコースター
初乗車:2010/3/28 乗車回数:約1回
https://photos.app.goo.gl/5wsHusNgGJRhW7pr9
一般的なドラゴンコースター。
お化け屋敷がゲームコーナーの前にありましたが、なんとなく園内でも廃れた雰囲気があるエリアというか、あれ?どこまでが園内?
というくらい未舗装の地面と旧ゴーカートと思われる跡地などが目立つところにありました。
2010年来園当時、コースター4種は東北最多かつ、規模、ジャンル共にバラエティに富んでいました。
キッズのコースターデビューには、エアロ5完成以前の八木山ベニーランドより適していたと言えました。
八木山ベニーランド☆☆☆☆
初来園:2010/3/29 来園回数:2回
Maps:https://drive.google.com/drive/folders/1J9LmuuXvrZOE3KsJih2i2THtMabU8SIT?usp=sharing
2020年現在、東北地方最大のパークということになります。
4種のコースターはもちろん、内外装の美しい観覧車、HUSS社製の貴重なスリルライドであるメガダンス及びトップスピン2(2017年終了)
など、国内メーカー製品ばかりで似たラインナップになりがちの地方パークの中では一線を画す存在であるといえます。
テレコンバット、パラトルーパーなどおなじみの機種もほとんどが外国製品で揃えられており、なかなか夜間営業はありませんが、夜のライトアップも見事なのではないかと予想されます。
仙台駅からのアクセスは良く、新幹線などを使えば関東から日帰りも容易です。
園内は清潔感があり、"ローカル遊園地デビュー"にピッタリのパークだと思います。さああなたも全国中小パーク巡りの世界へ。
八木山サイクロン☆☆★
初乗車:2010/3/29 乗車回数:約10回
https://photos.app.goo.gl/iQ3bHGwPYb2dS8LM9
アローダイナミクス(米)製中型キャメルバックコースター。モデルとしてはマイントレイン型に含まれます。
最大の特徴として、傾斜角55度のファーストドロップが挙げられます。
6人乗り5両編成の長い車両であることも相まって最後尾での前方に吹っ飛ばされるような挙動は大変スリルがあります。
続く連続カーブもまた、アロー製らしいパワフルな走りで、その荒々しい走りからは今も衰えないアメリカンスピリットをひしひしと感じます。
そして、そこから終盤に向けてみるみる失速していくコースもまた、まるでアロー社の未来をあらわs(黙って乗れ)
コークスクリュー☆★
初乗車:2010/3/29 乗車回数:約10回
https://photos.app.goo.gl/Pgj43z3edokMUuTE6
アロー社(米)製スタンダードコークスクリュー。
ルスツリゾート、としまえん、ナガシマスパーランド、奈良ドリームランド、何ならループを伴う類似機種のエキスポランド スペースザラマンダーを
含めて全てに乗車した者として、ここに断言します。日本一乗り心地の良いアローコークスクリューは八木山である!と。
この件についてはずっと考え続けていますが、メンテナンス能力の差という説は奈良ドリームランドだけが乗り心地断トツで悪かったというならまだしも(失礼)
としまえんやナガシマスパーランドも同じように揺れることから断言はできかねます。
北ゆえに寒い≒若干遅い、運転回数がそもそも少ないなどの説も、ルスツリゾートより優れている事の説明がつきません。
これこそが、私が同型機種でも必ず一度は乗る理由です。この出会いを求めて、私は今日も新たなパーク、コースターを目指します。
ジェットコースター☆☆
初乗車:2010/3/29 乗車回数:約10回
https://photos.app.goo.gl/RHYCufZenKe7qr4u8
1968年オープンのキャメルバックコースター。2020年6月現在、国内では現存3番目に古いコースターです。
同園内の他の2機種に負けず劣らずの素晴らしいファーストドロップがあり、最後尾に乗れば十分に通用する迫力ある挙動が味わえます。
これだけでも十分に乗車する価値がありますが、あまり語られることのない後半も魅力的です。
最終左カーブに向けて速度をあげながらゴトゴトとトロッコのように駆け抜けていく、その時、きっと誰もが笑顔になっているはずです。
エアロ5
初乗車:2015/8/30 乗車回数:約1回
https://photos.app.goo.gl/HKPMSy6HHfRKo9sn8
ザンぺルラ(伊)製サスペンデッドミニコースター。
ローラーコースターらしい挙動というのは、実質的には皆無と言えますが、2020年現在日本唯一の機種であること、数少ないサスペンデッドであることなど、2015年に新コースターを導入してくれたこと、それ自体に意味があると言えます。
八木山ベニーランドは、日本的なクラシックローカルパークでありながら、導入する機種は海外製を中心にすることで他園と差別化を図っている、
と、勝手に思っているのですが、ミニコースター1つとってもその精神が活きている。
それこそが大の大人がどう考えても子供向けのこのコースターに魅力を感じる理由です。
化女沼レジャーランド
初来園:2018/4/22 来園回数:1回
1978-2001にかけて営業し、そして20年弱経った2020年現在も、観覧車やメリーゴーラウンドなどの遊技機を残す廃墟パーク。
コースターはおろかスリルライドはなく、仮に現存していたとしても宮城の奥地まで来園したか…なんとも言えないところではありますが、なぜ私がここを訪れたかといえば、地元の旅行会社"たびのレシピ"様より開催された廃墟見学ツアーに参加するためでした。
2018年4月、仙台駅に集合しバスで向かったその地で、荒れ果てた遊具と、それを目指して全国から集まった人々と、そして、
再建を夢見る後藤社長と…それらに触れて、ちょっとだけ、廃墟という趣味の魅力がわかった気がしました。
2020年現在、このパークの今後についての続報はありません。企業に売れた(売れてしまった)という話もありません。
しかし、こういったツアーが開催されなくなってしまったのも事実。
とにかく、この1回、新幹線と夜行バスを駆使して無理してでも行って良かったと今はただ思います。
チャチャワールドいしこし
初来園:2020/11/6 来園回数:1回
入園無料のパーク。1995年開園とのことです。
遊具の総数は少なく、実質的に乗るものはマッハコースターというスーパースライダー型1つだけ、と言えるかと思います。
以前はメリーゴーラウンド、スカイサイクル、お化け屋敷などがあったとの事です。
肝心のマッハコースターですが、他園のものと比べるとしっかりとした椅子になっていて安心感があります。
言い換えれば、このタイプの醍醐味である転倒しそうなスリル、アナログゆえの爽快感が薄れてしまっているように感じます。
途中にトンネルがあるなど、工夫もありますが、まあ1度乗れば良いかな、とは思ってしまいました。
せっかく行かれたら、ぜひお土産屋さんにも足を止めてみてください。私は、オリジナルのリュックサックを500円で買い、愛用しています。
細倉マインパーク
初来園:2020/11/6 来園回数:1回
炭鉱跡の見学施設及び、併設の遊園地。1990年オープンとの事。
2020年現在はまず現役の施設としてもちろん坑道の見学と、スライダーパークという555mのスーパースライダー型が利用できます。
土日祝、夏休みのみということで、この日は残念ながら利用できませんでしたが、なかなか高さもあり、楽しめそうでした。
さて、これらから徒歩数分の立地にもう1つのドームゾーンというエリアがあります。ここに、かつて屋内コースターがあったというのです。
調べてみると、モーションシミュレーター、メリーゴーラウンドなどもあり、そしてわずか数年しか稼働せず、閉鎖され今もそこに残っている、との事。
休止から20年以上経過しており、再稼働は絶望的といえる状況と言えますが、例えば内部の開放イベントや、もはや別の利用でも、いつか、なんとかこの目でしっかり拝めたら…と思います。
マウンテンコースター 未乗
https://photos.app.goo.gl/eFXniZAuoy4jtfzm9