小説家チャレンジ15日目。
ひさびさにお天気のいい、土曜日の午後。朝の3時からおきていた4歳のJJがお昼ねしたので、長男のタラちゃんが学校で配る用の「バレンタインカード」を買いに、近所の1ドルストアまでおさんぽがてら歩くことに。
カナダの小学生たちは、バレンタインの前の日に、クラスのみんなと担任の先生の人数分のカードを用意して、14日に学校で全員で交換しあうのがスタンダード。
4年生のタラちゃんのクラスは生徒が33人、先生もいれると必要なバレンタインカードは34枚。担任からは子どもたちが宛名書きに困らないよう、事前にクラス全員のスペリングがのっているプリントが配られている。
プリントには「今年カードを配りたい生徒は、2月5日までに用意したカードを、まとめて先生に渡して下さい。コロナ対策として、学校が皆から集めたカードを1週間キープして、2月14日に担任の先生がクラスで各生徒にくばります」という説明文がのっていた。
お店にはバレンタイン用のディズニーとかMarvelキャラの、小さいサイズの子ども向けカードが、セットで売っている。今年タラちゃんが選んだのは、32枚入りのステッカーカード(1.5ドル)。去年はおまけに小さいキーホルダーがついたカードを配った。お友だちの中には、全員に小さいチョコを配ったり、えんぴつ一本、タトゥーシールをカードにそえてくれる子もいて、バレンタインは毎年、子供たちがたのしみにしているイベントのひとつ。だけど今年はコロナの影響で、配っていいのは「カードだけ」というルール。
タラちゃんが小学生になって以来、こんなシリアスな雰囲気のバレンタインは初めて。コロナの影響でたのしいはずの行事も、なんだか味気ないな、とちょっとさびしく感じた2021年。
いいなと思ったら応援しよう!
人生どん底だけど、夢にむかって歩きつづけます。読んでくださってありがとう✨