コロナ禍時代の空港関係者の気持ち
ぶっちゃけ、
もう終わりかなと思いました。
2019年の終わり頃
どうやら新型コロナウィルスというものが流行りだしていることを聞いた。でも、それは中国の武漢という場所らしい。
昔、自分が小学生か中学生のころにSARSというウィルスがあったような気もするけれど、それ
とは違うのか?と思っていました。
2020年 1月~2月
どうやら、日本でも新型コロナウィルスの感染者が出たらしい。
大変だな~なんてのんきに思っていたら、どんどんと人が感染していく。
そして、国からの検疫強化ということらしい。当然、空港には検疫があるのでCIQは大変そうだ。マスクが品薄になりつつあった。
ちなみに自分はそのとき、マスクをあんまりしない派だった。
なんだか、徐々に旅客が減っていることを実感した。
2020年 3月
おかしい、2019年はあんなにもたくさんいたのに。年末年始はたくさんの人がいたのに。花粉症や防寒対策でマスクをしている人は昔から居たけれども、旅客は全員マスクをしている。
色々なイベントがなくなってしまっていることが大きい。ビジネス往来も少なりつつあった。
そして一番の衝撃は、国際線の便がすべて運休になってしまったことだった。
空港、やばいんじゃないかとそろそろ思い始めた。
2020年 4月
世界中にコロナ感染者が増え続けて、死者数もとんでもない数になりつつあった。国際線はしばらく戻らないのではないだろうかと思った。航空会社が倒れたら、空港も存在意義が無くなってしまう。
身近な人でコロナに罹った人はいないので、なんだか置いて行かれているような気もしていた。
色々なニュースで、自宅待機等が多かった。テレワークをする人も増えてきた(自分はそういうわけにはいかなかったが)
テレワークをするということは、特にビジネスマンにおいては、取引先に会うということが減ってしまうので、公共交通機関は大きな大打撃だった。
4月半ば、ついに緊急事態宣言が出された。
あれ、空港って、潰れるの・・・?
2020年 5月以降
緊急事態宣言は東京などの栄えているところを除き、いったんは緊急事態宣言は解除された。
だからといって、律儀な日本人はそうそう簡単に手を緩めるはずがない。僕だって今はちゃんとマスクを着けているし、マスク文化が当たり前になりつつあった。
空港は閑散としている。当時の活気は全くない。
地方空港だって往来はあったはずなのに…従業員しかいねえ…
転職を考えるべきなのでは、と思い始めたけど転職する勇気も気力も無かった。
このころは、本当に地獄だった。でも、自分の仕事は人手不足で忙しかった。
自粛という言葉はとても厳しい言葉だった。
でも、緊急事態宣言のどん底に比べたら、
たぶん、これ以上は下がらないだろうと思ってた。
思ってたんだけどなぁ…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?