凪良ゆうさん著 星を編むを読んでみた感想
前回紹介した「汝、星のごとく」の続編である今作を紹介したいと思います。
※あらすじがネタバレに繋がってしまう恐れもあるので、読了してからこの記事を読む事をお勧めします。
第1章 春に翔ぶ
前作での主人公暁海と結婚した高校教師北原先生の過去編。
北原先生はロボットのように冷静な分、冗談が通じない所が面白かったり、大事な場面で必ず味方になってくれる2作どちらでもかなりキーマンになる存在。
頭の中では呪術廻戦の七海の見た目を想像して読みました(。-∀-)
前作を読んだ時点で北原先生のファンだったので過去が知れるのは嬉しかったし、今作でも26歳の若さで両親との死別、大事な生徒の妊娠問題の解決、未婚のまま自分が罪を被り、
シングルファザーとして生きていく覚悟を決めた時、主人公は櫂、暁海、北原先生の3人だなと感じた。
第2章 星を編む
前作で櫂の漫画を担当していた編集者の植木。櫂が仕事を失った時期に仕事を振り、一時期は櫂と肉体関係まで持った絵理。編集者2人の物語。
絵理と植木の2人は前作ではあまり顔を合わせている印象は無かった。
どうしても櫂と尚人の作品を何かしらの形で復活させたいとゆう同じ思いが2人を繋げていった。
違う会社ではあるけど同志である2人から、好きな仕事をする事の良さをとても感じた。
読んでいてしんどかったのが旦那さんと話し合う場面。
いつまでも相手が待ってくれる訳じゃないし、話し合いや問題解決はできる時に、なるべく真摯にしようと思えた。
第3章 海を渡る
櫂が亡くなってからの北原夫婦、娘の結にまつわる物語。
個人的にこの3人がどうなっていくのかを1番知りたかった。
この章は細かく話すと内容に直結してしまうので、人物像に対しての感想。
とにかく北原先生は下心は見せず、生徒には常に人として寄り添い、損得勘定も持ち出さなかった。
読んでいて、櫂に対しては共感。
北原先生に対しては尊敬とゆう気持ちが溢れた。
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今回も書評として書いてみました。
ネタバレに繋がらないようにあらすじと感想を書くのって難しいですね…o(・x・)/
これからも読書を楽しみ、毎回改善しながらnotを更新していきたいと思います。
閲覧お疲れ様でした。(´ω`)
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