西漸寺の鑓水
西漸寺の鑓水-豊川市
愛知県豊川市大木町鑓水には、弘法大師によってひらかれたと伝えられる湧水が残っています。鑓水という地名の由来は、昔から水が不足していたこの地に、弘法大師が訪れた際に起こった出来事に関連しています。この地の人々は水不足で悩んでいましたが、弘法大師が桜の杖を地面に突き刺すと、驚くべきことに清泉が湧き出しました。その水の勢いが激しく、槍を突くようだったため、「やりみず(鑓水)」という名が付けられたそうです。
※水問題研究所:鑓水を参照
東三河の三大名水の場所を知りたくて、西漸寺の鑓水を訪ねました。西漸寺の鑓水は、西漸寺の西側にある行者古墳にあります。行者古墳は、直径22.5mの円墳で、墳丘上にはたくさんの石仏や石祠があります。石段手前の右側の奥に滝があり、少し石段を登って右に進むと水路を見ることができます。周りはのどかで静かで、耳を澄ますと滝の音が聞こえます。石段を登りきると、広くはありませんが少し散策することができます。滝の周りは足元が悪いので注意が必要ですが、風が涼しくて不動様?と一緒にゆっくりとした時間を過ごすことができました。訪れたときの気温は30℃でした。
豊川駅から車で約 30分
駐車場スペース 2~3台あり / トイレなし
参考にしたサイト