教員から自己学習をしてエンジニアへ転職~自分らしさを大切にする働き方~
Airitech (エアリテック)社員にスポットライトを当てることで、Airitechの社風を明らかにしていくインタビューシリーズ。
今回は、DX2でデータ分析アプリケーション開発として活躍されている岡本 耕平さんに、これまでのご経歴や経験されたエピソード、Airitechに入社し第一線で働きながら感じている自社の課題やこれから一緒に働いてみたい方のイメージなど、インタビューさせていただきました。
岡本さん、本日はよろしくお願いします。
岡本さんの今までのご経歴について教えてください
■言語:Python
■開発環境:Pycharm、VSCode、AWS、Swagger
■経歴:Pythonの開発経験9か月、要件定義、API設計
Airitechにjoinしたきっかけを教えてください。
せっかくなので生々しい一番の理由をお伝えします。
それは、エンジニア実務未経験の自分でも大切にしてもらえそう、と感じたからです。 Airitechに来るまでは、7年間教育業界にいました。そこで業務効率化のための自動化ツールの開発にハマり、エンジニア転職を決断しました。ただ、年齢も30を超えていたので、それなりに厳しい転職を覚悟していました。
・年収200万円台で安く買いたたかれる
・ブラックな労働環境
・エンジニアとしての仕事をさせてもらえない
上記のような状況になっても、まず経験を積めればどこでもいい、というくらいの想定で転職活動をしました。 ただ、Airitechの面接を受けたときに未経験の自分に『技術的な質問』をたくさんしてくれたんです。 「ライブラリは何使ってるの?」とか「障害が発生したときにどうしたの?」とか。 答えられないことの方が多かったのですが、それでも『会社に貢献してくれる人材を真剣に探している』ということがよく伝わってきました。とりあえず人手が欲しい企業やエンジニアとしての仕事をさせてもらえない企業だったら、こんなに技術的な質問をたくさんしてこないからです。 また、年収に関しても、前職とあまり変わらない金額をオファーしていただきました。実務未経験の自分の値付けとしては高すぎるものだったと思いますが、私の生活も考えてくれた上でこのようなオファーをしてくださったことに本当に感謝しています。 他にもいくつか内定はいただいていたのですが、実務未経験だった自分でも大切にしてくれそうだなと信じることができたので、最終的にAiritechに決めました。この判断は間違っていなかったなと今では思っています。
仕事内容を教えてください。
大手製造業の生産管理システム刷新プロジェクトに関わっています。
最初の1年は、受注した注文を適切なフォーマットに変換するためにPythonでロジックを作りこむ業務をしていました。
最近は、上流工程のデータモデリング、API設計などから関わらせてもらっています。
まだ経験が浅く、暗中模索の日々ですが、様々な経験を積む機会を積極的に作っていただいていてありがたいと思っています。
岡本さんの思い描くリーダー像を教えてください。
リーダー像を持ってないリーダーです。 「リーダーはこうあらねばならない」という『あるべき論』で自分を作っているリーダーは、自分だけでなく部下にもそのあるべき論を無意識に強いてしまいがちになります。 そのため、部下は『自分はこのままでいてはいけない』という圧を常に感じ続けることになり、心理的に疲弊してしまったりします。もちろん、そのリーダーのように自分を鼓舞して頑張れる人もいるとは思いますが、安心して仕事に取り組んでもらえる環境は作りづらいかなと考えます。 「リーダー」は一つの役割・職種として捉えて、どこまでも自分が自分らしくいることが一番なのではないかと思います。
若手合宿に参加されてその経験は今の業務にどのように活きていますか?
いろいろな話ができ、仕事をしているだけでは得られないつながりが得られたと思います。
今後にどう生きてくるかは分からないですが、社内に気心の知れた人がいるということは、とても大切なことなのではないかと思います。
岡本さんが一緒に働きたいメンバー像を教えてください。
SES企業はその商流によっては、詳細設計以降にしか関われないこともあるという話を聞きます。しかし弊社の場合、むしろ設計からできる人、できるようになりたい人を求めています(おそらく)。顧客としっかりコミュニケーションが取れて、自発的に課題解決の提案ができるのであれば、自分のようにIT未経験から挑戦することも可能だと思いますので、惹かれるものがあればチャレンジしてみるのもおすすめです。
育児休暇を取得する際や育児休暇からの復帰に関して会社から何かサポートはありましたか?
国の定めなので何を言われても育児休暇は取るつもりでしたが、何の滞りもなく希望の期間を認めてくれました。
年齢層が高めで所帯を持った社員の在籍が多いため、小さな子供がいるという状況を深く理解してくれます。
復帰後も、子どもの体調がすぐれず保育園を休んだ時など気にかけて配慮してくださるので非常に働きやすいです。
まだ実績は多くないのですが、男性の育休取得を推進していこうという機運があります。
僕が入社したときは、入社後1年以内は取得できないルールがあったのですが、今ではそれも撤廃されています。
家族との時間も大切にしたい、という人には過ごしやすい職場だと思います。
岡本さんからみて弊社の魅力を教えてください。
エンジニアの働きやすさを重視しています。
・意向を聞いた上で案件にアサインしてくれる
どの案件に参画するかを自分で希望することができます。自分はまだ経験が乏しいので、来るもの拒まずの精神でやっていますが、自身のスキルや理想がはっきりしてきたら、もう少し要望をしてみたいなと思っています。
・福利厚生が充実している
特に嬉しかったのは、『図書購入制度』と『Udemyビジネスプランの契約』です。
図書購入制度は、月額3,000円(半年で18,000円)までならなんでも書籍を購入してよい、という制度です。ありがたく使わせてもらっています。
『Udemyのビジネスプラン契約』はUdemyの一部の動画が見放題になるサービスです。これまで、セール期を狙って購入していた動画がすべて見放題で本当に感動しました。
岡本さんの今後のキャリアアップに関して教えてください。
『美しく整ったものを創りたい』という欲求が強くあり、そのためには上流工程から関わらないとダメなんだな、ということをこの1年で実感しました。
まずは、小、中規模のプロジェクトで、システムの設計から行えるスキルを身に着け、PMやPLなどの役割を全うできるようになりたいと思っています。
岡本さんからみた弊社に今ある課題とは何だと感じますか?
うーん、まだ分かりません。
まだ会社の全体を見える立場にはいないのと、個人としては楽しくチャレンジしながら働かせてもらっています。
質問に対して一つ一つしっかりと回答をしていただき、岡本さんの伝えようとして下さる気持ちの伝わるインタビューになりました。
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
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