長尻のお客様を切り上げさせるコツ
サロン経営でも、小売業でも長居するお客様の対処に苦慮している方は多いのではないでしょうか?
お客様に嫌な思いをさせず、帰っていただけて、また喜んでお越しくださるようにするには。。。
について、書いていきます。
お会計も終わって、次のお客様も来ない時に商売している側は、やる事が山ほどあります。
が、お客様はこれ幸いと自分の事を話し出す。こちらも聞いてはいるけど疲れる〜。出来ればもう少し買って欲しいくらいなんだけど〜と思う。
そのお客様の背景は色々考えられますが◼️話す場所がない
◼️聞いてくれる人が居ない
あたりが長尻の原因なのではないでしょ
うか。
中年女性の場合「喋り更年期」という症状が多いので、長尻が癖になるとかなり厄介です。
一気に対処法に話は飛びますが、
「先ほどお越しくださる時は、外は暑かったですか?」
と、(今の時期なら)唐突に聞いてみてください。
お客様の意識が外に一瞬向かいます。
するとその方の脳内に、これから外にでてからの行動予定が浮かぶのです。
一瞬のチャンス!
「お忙しい所、お引留めしてすみません。是非またお待ちしておりますね」
と、引留めてるのはこちらでなくても
一気にご挨拶に持って行きます。
お客様のつま先が入り口に向きましたか?向いていなければ入り口まで誘導する必要があります。
この時、声のトーンを上げるのもコツ。
場合によっては、手元にある物を軽く片付けるような仕草も必要です。
こちら経営者側のマインドの設定が重要なので付け加えますが、
◼️度々長居をして疲れるお客様は来てくれなくてもいい!くらいの気持ちで接する。
◼️お客様に質問をされても、こちら側の事は答えない(あ〜そうですね。。。どうでしょうか。。。など)
ペースをこちらが握らないと、末長く続くお客様へと育てるのは無理です。
疲れるとはエネルギーを取られているので、疲れるし売り上げに繋がらないお客様はお客様ではありません。
うちの、エステサロンでは長居するお客様にはプラス一品買っていただくか
お知り合いの方のご紹介をお願いしていました。
荒手手法ですが、商品を薦めると、お客様は買うか、早く切り上げるかの2択。
商売とは、時間を売っている事なので結果が全て。慈善事業の方へこの記事を書いているのではありません。
ここ重要です。
紹介をしつこくお願いするのもGOOD。
紹介くださればありがたいですし、ここは私の場所と思って自分だけの秘密にしたがる女性心理を崩せます。
ちなみに
毎回同じ質問で誘導するのは流石にこちらがバカみたいなので、最後にバリエーションを。
「先ほどお越しくださる時は、外は暑かったですか?」先程のヤツ
「今週の予定はお忙しいのですか?」
「お食事のメニューは決まってますか?」「では、お買い物に行ってらっしゃいませ」
「ワンちゃんおうちで待っていますよ」
感の良い方は気が付かれたと思いますが、これからのスケジュールをイメージしてもらうというのも有効です。
お客様との素敵な関係がストレスなく長く続くとよいですね。大切なのは経営者側が疲れない事です。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
◼️
江ノ島の新しく出来たカフェでゆっくりしてきました。