ウクライナ戦争の教訓
まだウクライナ戦争は終結したわけではないが、現在の状況で考えられることを書いてみた。
➀アメリカはあてにならない
バイデン大統領は戦争の勃発時にロシアと直接戦うと、第3次世界大戦になるから直接は戦わないという趣旨の発言をした。アメリカは核保有国とは直接戦わない。日米安保条約が存在しても、核保有国に日本が攻撃された場合、日本は単独で立ち向かわないといけなくなりそうだ。
②通常兵器の増強は抑止力にならない
ウクライナは戦争前に通常兵器を増強していた。それなのにロシアの攻撃を招いた。日本は通常兵器を増強しつつあるわけだが、そんなことをしたところで、核保有国の攻撃は防げない。
➂資源国は強い
GDPの規模は大きくなくても、資源国は継戦能力を持っている。
➃武器は質より量
西側の兵器は質では優れているのだろうが、量が少なければ勝てない。また、実戦で役に立つかどうかは別の問題である。
➄戦争では人口が多い方が有利
武器があっても、それを使う兵士が少なければ勝つことはできない
➅GDPはあてにならない
先進国は第三次産業中心だが、戦争で重要なのは工業力。サービス産業が発達していても戦争には役に立たない。
⑦日本は中国に負ける
➀〜➅のことから考えると、日本は中国と戦っても負ける。中国は資源国とは言えないが、資源国はBRICs側についた。日本は食糧自給率も低く、戦争になったら、もたない。国民にも戦う意欲が見られない。
今回は短くなりましたが、お読みいただき、ありがとうございました。