いつだって、何かの始まりは4月の朝みたい。
初めまして。
染谷愛里(そめやあいり)です。
今現在CRAZY inc. CRAZY WEDDINGで
アートディレクターとしてオーダーメイドの結婚式の空間装飾やデザインをしています。
元々は新卒で入った大手アパレル企業の一ブランドのデザイナーでレディースの服を企画/デザインしてました。もう0.2mmとか、色の濃度何%とか、今思うと割と科学と数字のシビアな世界です笑(今でも愛すべき時間)
けれど今は、空間や時間/繊細な人の感情にタッチして、感動をどう創造するのかという非常に難しくも、面白過ぎる世界におります。
急にファッションからウェディングに転職して、私を表面的にしか知らない人たちからは意味不明過ぎるほどの衝撃行動。(また自己紹介は別で。)
(実際デザイナーになれたのは多分何百人中の同期5人だったけど、確かみんな帰国子女で、なんで私が〜〜涙涙 でも頑張る〜〜って、トイレで泣きながら、なんとかここまできた。みたいな話もまた書きたい笑)
ということで、note始めます。
重い腰を上げて、やっと書き始めた今日はもう既に5月後半。
既に雨の匂いと音がする中で書いてみている、もう梅雨入りなのか。
3ヶ月目に突入したリモート生活。
家にいるのに謎にいつもよりノートの減りが早いことに気づいて、この状況が及ぼしている自分自身の変化を実感しているこの頃。
もしかしたら数年後、空白の数ヶ月と言われるかもしれない経済や社会のこの一時停止を無理矢理にでも個人的には”意味のあるもの”へ変換したいという一つの抵抗なのかもしれない。
“だからこそ人間は面白くて美しい。”
そう思う。
だって、何かをせずにはいられないのだから。
だからと言う訳ではないのだけど、自分が思っていることが他の誰かの気づきになるなら、それもそれでいいのかもしれないと思って書いてみている。
実際、自分と真逆の思想や世界をみている人は大好きで、その視点に触れて違う世界に行ってみたいと日々思う。当たり前だと思っていたことも、隣の人からみたら当たり前ではない、見ようとするから見える、そんな視点を変えたら広がる世界が日常には転がっていて、それが隣にいるあなたにでも思うのだから。
ノートについて。
小さい頃からノート(ブックの方)が好きだった。書くことも、描くことも、どこに出かけるにもいつも持ち歩くノートは忘れるとソワソワして落ち着かなくて買ってしまうほど。リップクリームみたい。
更にはいつか使おう精神が発動して、美しいデザインだと尚更に手元に置いておきたくなって、使ってない思い出のノートもたくさんある。
何を書こうか、何を描こうか、真っ白なノートにはそれこそ恥かしいほどに未来しかない。
というのがなんだか未知数で曖昧で好き。
何が残るか、残すかも、自分次第。
ちなみに絶対的に無稽派、つまり自由帳。
私にとってノートはそういう存在。
(過去10年分のノート全部とってあるからそのこともまた別で)
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短いかもだし、支離滅裂かもだし、時には長文かもだし。
それでも今という等身大を徒然なるままに書けたらいい。
誰かに届けたいとか、伝えたいとかそんな大それたことというよりも、私の中のノートという概念は、自分の中の全てに無視せず受け入れる作業でもある。それが自分であり全部本物の自分の人生そのものなのだから。
お仕事の話、趣味の話、哲学や考え方、答えのないもの、私の目を通してみるこの世界。
いろいろ。そういえば、気づけばあと2ヶ月で30歳になるらしい。
そんな節目にこの劇的な20年の振り返りもしてみるのもいいかもしれない。
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第一回目。
やっぱりなんでも"はじめて"は
4月の朝みたいな気持ち。
ドキドキ。
終わり
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