見出し画像

【読書】産む気もないのに生理かよ!

子を持たないを選択した方の気持ちを綴ったエッセイ。

「子を持つ」を考えたときの様々な不安、
「子を持たない」を一度選択して終わりではなく、子を持たないでい続けることの葛藤がリアルに、繊細に書かれていました。


私はいま「子を望んで授かっていない状態」なので立場は異なりますが、

「子育てという大変な義務を果たしている人たちへの後ろめたさから、
勝手な線引きとへりくだりをしてしまっている」という部分にはとても共感ができました。

子どもがいないことが後ろめたい気持ちは
世間のコンテンツや社会的通念(子なしを素晴らしいと言ってくれることがほとんどない)に
引っ張られてしまっているんだなぁ…

「子なしも子ありも、本当はそんなに違わない。
今は形として違っていても、かつてはみんな子なしだった。
勝手に線を引いて遠ざかるのはもったいない。
だから遠ざかる諦念より近づく勇気を。」



子がいない状態に自分の人生の自信や充実を失うのではなくて、
自信や充実を満たせるようなアクション(それが、なにか小さな積み重ねだとしても)を起こしていけたらと思いました。

いいなと思ったら応援しよう!